ミハエル・シューマッハー、モナコGP初日を完全制圧
2004年5月20日
F1モナコGPはフリー走行の2回目が行われ、午前中に引き続きミハエル・シューマッハーがトップタイムをマークした。2位はBARホンダのテストドライバー、アンソニー・デイビッドソン。
午後のセッションの天候は曇り、気温20度、路面温度32度、湿度73%というコンディション。セッション開始直後から、午前中走れなかったラルフ・シューマッハーが積極的に飛ばす。
同じく午前中、エースのマーク・ウエーバーのエンジンが燃えてしまったジャガー勢だが、ウエーバーはピットから出てこられない上、テストドライバーのビョルン・ウィルドハイムが開始4分にタバコ屋コーナーのアウト側ガードレールに右後輪をヒット。ホイールを引きずるようにしてピットインしてしまう。
午前中トップタイムのミハエル・シューマッハーは、まずは開始6分に1分16秒台をマーク。この時点ではデイビッドソンが1分16秒8でトップだ。
午前中2位の佐藤琢磨は、開始8分にミラボーでコースオフ。さらに15分には海辺のシケインをショートカット。フロントがロック気味で、アンダーステアが出ているようだ。
セッション前半は、マクラーレンのキミ・ライコネン、ルノーのヤルノ・トゥルーリ、フェラーリのルーベンス・バリチェロらが入れ替わりトップに立つ。
初日フリー走行で素晴らしい速さを披露するデイビッドソンは、セッション開始23分に1コーナー進入で姿勢を乱しエスケープゾーンへ。無事再走するが、ブレーキが片効きした感じだ。
ウエーバー、ウィルドハイムが走れないジャガーの悲劇はまだ続く。開始27分には唯一走行していたクリスチャン・クリエンがカジノ手前のガードレールに右後輪をクラッシュ! これでジャガー勢はフリー走行初日の舞台から全滅。スペシャルカラーのマシンはすべてガレージに入ってしまった。
BARホンダ勢は、ジェンソン・バトンが開始23分に1分15秒530でトップへ浮上。さらにッセッション終了14分前にはデイビッドソンが1分15秒314でバトンを上回りトップへ。この時点でBARホンダがワン・ツーとなった。佐藤琢磨は長時間ガレージに入っている。
しかし、そんなデイビッドソンのタイムを破ったのはやはりミハエル・シューマッハー。開始52分に、14秒台の壁を破る1分14秒741でトップに! ちなみに昨年のポールタイムは、弟ラルフがマークした1分15秒259だ。セッション中盤には海のシケイン入り口でフラつきショートカットを見せる場面もあったミハエル・シューマッハーだが、貫録のトップタイムだ。
そして15時00分、チェッカー。ミハエル・シューマッハーがそのままトップ、デイビッドソンが2位、3位にバリチェロとなった。区間タイムはセクター1トップがデイビッドソン、2がミハエル・シューマッハー、3がトゥルーリだ。モナコグランプリの明日は1日休息日が入り、土曜日に再開となる。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |