ブリヂストン勢スペインGPで強さを発揮
2004年5月10日
スペインGP決勝は、ブリヂストンタイヤ、燃料戦略、ピットストップ作戦が功を奏し、ブリヂストンにとって2004年シーズンで最も成功したレースとなった。
ブリヂストンを装着するミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がスリーストップ作戦を採用して自身通算200戦目となったF1GPで今季5連勝を達成した。そのシューマッハに続いてツーストップ作戦を採ったチームメイト、ルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)が僅差でゴールし、フェラーリとブリヂストンがワンツーフィニッシュを飾った。
決勝ではブリヂストンタイヤがツーストップ、スリーストップのいずれの作戦も採用可能だったことが流れを決定付けた。さらにシューマッハは12周目にこの日の最速ラップタイム1分17秒450を記録した。シューマッハとバリチェロ同様に、ザウバー・ペトロナスのドライバーもブリヂストンタイヤの高い安定性を十分に利用して、ジャンカルロ・フィジケラ(ザウバー)が7位でゴール、2ポイントを獲得した。フェリッペ・マッサ(ザウバー)は惜しくもポイント獲得に至らなかったが、9位でゴールし、ザウバー・チームの今後の活躍が期待できる展開となった。
スクーデリア・フェラーリ・マールボロは現在82ポイントを獲得してコンストラクターズ・ランキングで首位に立ち、ミハエル・シューマッハとルーベンス・バリチェロもドライバーズ・ランキングでそれぞれ50ポイントと32ポイントを獲得し、1位と2位の座を守り続けている。
菅沼寿夫/ブリヂストン・モータスポーツ・テクニカル・マネージャー:
「今日ブリヂストン装着ドライバーが通算84勝目を挙げ、今季3回目のフェラーリ・ワンツーフィニッシュを達成できたことをうれしく思う。決勝で我々のタイヤの機能がとても良かった。安定性が高く速かったので、フェラーリ両ドライバーがライバルに大差をつけることができた。これはザウバーにも当てはまった。彼らは別々の作戦を採り、安定したタイヤパフォーマンスがレース中の彼らの走りを支えた。ブリヂストンタイヤのグリップダウンは他のタイヤに比較して小さかったため、特にルーベンスのツーストップ作戦はとてもうまくいった。」
ロス・ブラウン/スクーデリア・フェラーリ・マールボロ テクニカル・ディレクター:
「今日ミハエルのマシンにトラブルがあったので、完走できたことに感謝している。ルーベンスは素晴らしいレース運びを見せてくれた。予選終了後に手の内を見せたくなかったが、ルーベンスはツーストップ作戦を採る予定にして、これがとてもうまくいった。」
ルーベンス・バリチェロ/スクーデリア・フェラーリ・マールボロ:
「ブリヂストンが驚異的な仕事をしてくれた!」
ウィリー・ランプ/ザウバー・ペトロナス テクニカル・ディレクター:
「レースの準備段階で自分たちのペースがかなり安定していることに気づいたので、今日はいつもとは異なるピットストップ作戦を採った。(今日は)安定したレースペースのメリットが得られた。ブリヂストンタイヤの安定性が高かったおかげで、ガソリン(量)を多く積むことができたし、フェリッペは何度か好ラップタイムを記録することができた。全体的に我々の作戦がうまくいった。そのためには安定したタイヤが必要だったし、ブリヂストンが金曜日に立てた予測はまったく正確だった。」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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