バルセロナのカタロニアサーキットで今週末、F1第5戦スペインGPが行われる。依然不振が続くマクラーレンだが、チーム全員が競争力アップのために懸命の努力を続けている。
デイビッド・クルサードはこうコメントしている。「またまたイモラでの結果はいまいちで、選手権でも望むようなポジションに立てずにいる。でも、僕らは一丸となってあらゆる方面において競争力を上げるべく努力をしているよ。ほとんどのドライバーがそうだと思うけれど、僕もスペインGPが楽しみだ。ここはいつもかなり熱狂的な雰囲気に包まれているし、コースも素晴らしいからね。ここのレイアウトはエキサイティングなレースをもたらすんだ。レプソルではコーナー進入ではかなりのスピードに乗ってコーナーに進入し、ブレーキングを遅らせなきゃならない。長いストレートからつながる1コーナーも、かなり大事なポイントだ。去年のレースの後で何カ所もモディファイされた。一番重要なのは、ラ・カイシャの改修だね」
前戦サンマリノGPで今季初めて完走を果たしたキミ・ライコネンは、ここから何とか巻き返したいところだ。
「サンマリノGPで今季初ポイントを獲得できたわけだが、僕らはグリッドの最前列を目指しており、そこに至るにはまだ時間がかかりそうだ。でも、みんなこの目標に向かって頑張っているよ。バルセロナのコースは、全チームが最も多くテストを行っている場所だから、レースに向けてのセッティング作業には大いに役立つね。ここは走るのが楽しいコースだよ。いろんなコーナーがあるから面白いんだ。右コーナー、左コーナー、大回りのコーナー、タイトなコーナーが織り交ぜられ、310km/hも出る超高速ストレートもある。このコースは肉体的にもキツいね。高速コーナーがあって、1周のうちの大部分で体に圧がかかっている状態なんだ」