英ITV.comによると、ジャック・ビルヌーブはカナダ政府から1千2百万ドル(約13億円)を支援として受け取ったという。これは、元オリンピック金メダリストのミリアム・ベダールがカナダ議会の会計委員会においての証言したものである。
　ビルヌーブのマネジャーであるクレイグ・ポロックは即座にこれを否定し、次のように語った。「カナダ政府からお金を受け取ったことは全く無い。ビルヌーブがF1で走っている間に政府からもらったものは何一つ無いんだ。」
「カナダ政府がしてくれたことといえば、グランプリをカナダに持ってきたことぐらいさ。」「カナダでF1が上手くいったのはビルヌーブの名前があってこそだけど、彼が国旗をレーシングスーツに付けるのは国籍を表しているだけさ。」
　ベダールは彼女の代理人からの情報だとしているが、代理人は何も言っていないとそれを否定していて、事態は混乱しているようだ。
　当のビルヌーブ本人は、昨シーズンBARのシートを失ってから休養しており、論争をよそにスキーを楽しんでいるようだ。

• -
  ツイート
• 0
  シェア