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ビルヌーブが6位入賞

2003年9月15日

 イタリアGP決勝レースで、Lucky Strike B・A・R Hondaのジャック・ビルヌーブが6位入賞。一方ジェンソン・バトンは、24周目にトランスミッションのトラブルが原因でリタイアを喫した。Hondaは1967年にジョン・サーティースが勝利を飾って以来、モンツァでは通算6回の優勝を遂げている。その栄光の歴史から言えば6位入賞は決して満足出来る結果ではない。とは言え、今回3ポイントを加えたことで、コンストラクター選手権は単独5位となり、残り2戦のラストスパートへの大きな弾みとなった。
 夜半に大雨が降ったものの、朝から青空が広がったモンツァサーキット。レース開始の午後2時の時点で、気温23℃、路面温度は43℃。しかし雲一つない快晴であるだけに、レース中に路面温度はさらに高くなることが予想された。レッドシグナルが消えて、全車一斉にスタート。1コーナーに各車がなだれ込み、その混乱で7番手スタートのバトンが後退してしまう。逆にビルヌーブは順位を上げ、1周目を終えて戻って来た時には、ビルヌーブ8番手、バトンは9番手に付けた。
 11周目、B・A・R Honda勢の前を行くD・クルサード(マクラーレン)、O・パニス(トヨタ)が相次いでピットイン。これで2人は、6、7番手にポジションアップする。その後上位陣が次々にピットに入り、ビルヌーブは一時3番手まで順位を上げた。


 レースが約3分の1を終えた17周目の時点で、ビルヌーブはパニスをしのいで7番手。バトンは9番手ながら、先行するパニスとの差をジリジリと詰めている。ところが21周目からペースが落ち、24周目に緊急ピットイン。トランスミッショントラブルでそのままリタイアを喫した。
 ビルヌーブは、33周目に2度目のピットインをした後も7番手ポジションをキープ。そしてレース終盤の45周目には、5番手を走行中のクルサードがリタイアしたことで、6番手にポジションを上げた。そしてそのままチェッカーを受け、チームに貴重な3ポイントをもたらし、コンストラクター選手権は単独5位となった。優勝は、M・シューマッハ(フェラーリ)だった。

中本修平
エンジニアリング・ディレクター
Honda Racing Development
「ジャックは安定したレース運びでしたね。チャンピオンシップ争いの大事な局面でポイントを加算する事が出来ました。一方ジェンソンの方は残念な結果となってしまいました。残りあと2戦。最後まで頑張ります」




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


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※オーストリアGP終了時点
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4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
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9位ウイリアムズ・レーシング2
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