F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ロス・ブラウン、F1空力規則の効果に満足。「何度かスリル満点のバトルを見られた」

2019年3月21日

 F1の2019年新規則変更が導入されてまだ日が浅いが、F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、開幕戦オーストラリアGPで目にしたことに満足している。


 F1は2019年シーズンを前に、マシンが互いに接近し、オーバーテイクを促進させるために、空力規則の調整を行った。


 レースにおいてこの規則変更が大きな効果をもたらすかどうかはドライバーたちの間でも意見が定まっていない。中団グループで戦うハースのロマン・グロージャンは肯定的な意見を述べているものの、メルセデスのルイス・ハミルトンは、今回のレギュレーション変更は「何の違いもない」とコメントしている。実際、初レースとなるメルボルン・サーキットでは、オーバーテイクはほとんど見られなかった。


 しかしながらブラウンのデータによると、2019年のオーストラリアGPでは2018年に比べて、オーバーテイクの回数が133%増加したという。


「レースで見られた、追い抜きしようとする動きの回数から判断すると、2018年の3回に比べて今年は14回(6回はDRSなし)だった。これは初期の兆候としては励まされるものだ。実際にオーバーテイクできたかはさておき、我々は何度かスリル満点のバトルを目にしたのだからね」とブラウンは評価した。


「だがこのデータの全てが新しい空力規則によるわけではないことは明らかだ。特に中団チームのパフォーマンスは劇的な接戦となっている」


「しかし一部のドライバーは、昨年に比べると前のマシンを追いかける時に、マシンがよりニュートラルに感じたと言っている」


「ここ(市街地サーキットである)オーストラリアGPでは正確なテストができたわけではない。結論に達する前に、少なくともあと3戦は待ちたいと思う。それでも初期の兆候には望みがある」


 2019年に導入された、ファステストラップを出したドライバーにボーナスポイントを付与するルールについて、ブラウンはそのシステムがメルボルンでは完璧に目的を果たしたと感じている。


「ファステストラップを記録したドライバーとチームにポイントを付与するシステムを再導入したことで、レース終盤が活気づけられた。ファステストラップを出してボーナスポイントを得るかに見えた(バルテリ・)ボッタスに、(マックス・)フェルスタッペンが迫ろうとしていたからね」


「シーズンの終わりには、極めて重要となる追加の1ポイントを獲得する戦いは、開幕戦の段階で表彰台の順位が決まりそうなレース終盤を確実に活気づけていた」


「それこそが我々とFIAがこのアイデアを思いついた時に、思い描いていたことだよ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号