最新記事
- 【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】新...
- ガスリー、ドライタイヤへの交換は1周早かっ...
- フェルスタッペン、ヨーロッパ戦で使用するス...
- モナコに続きカナダでもアルピーヌ上層部を激...
- 移籍先決定との報道を打ち消すサインツ「2026...
- 「問題点が多すぎる!」とフェラーリF1代表。...
- 2024年F1第9戦カナダGP決勝トップ10ドライバ...
- 2024年F1第9戦カナダGP決勝トップ10ドライバ...
- マシンがパルクフェルメに戻る前に、観客がコ...
- 未来のF1王者ジェンソン・バトン、まだ何者で...
- ウイリアムズF1代表、2025年のドライバー候補...
- レッドブル&HRC密着:“願ってもない状況”で...
F1技術解説2018年シーズン前半総括(2):気温によって性能が変化する特殊保護材
2018年8月21日
2018年シーズンは折り返し点を過ぎ、サマーブレイクも終わりに近づいている。後半戦突入を前に、前半戦で撮影した普段あまり見たことのない写真をもとに、各チームのマシンアップデートや、基本的な技術レギュレーションのおさらいをしてみよう。
■ドライバーを保護する衝撃吸収用保護材の基礎知識
F1技術レギュレーション第14条6項は、ドライバーの頭部を保護するために周囲3カ所に保護材の装着を義務付けている。そして緊急の際には、それらはひとつのパーツとしてコクピットから外れなければならない。
『コンフォールCF42』と呼ばれるこの特殊保護材は、気温の上下によって性能が変化する。そのため気温30℃以上の場合は青色の保護材、それ以下の場合はピンクの保護材を使うと定められている(写真参照)。
各チームは同じ保護材を、両足の保護にも使っている(写真参照)。使用の際には、コクピット内部に滑り込ませるように装着する。
だんだんと目に馴染んできたコクピット保護システム『ハロ』
2018年シーズンから導入されたハロは、開幕当初こそファンたちから非難を浴びたが、少しずつその声も収まってきた。もはやまったく気にならない、というのは言い過ぎだとしても、かなり馴染んできたのではないだろうか。
ハロは現在、FIAから認証された独英伊の3メーカーが製造し、各チームはそのうちのどこから購入してもかまわない。値段は1個、15000ユーロ(約195万円)。車体への取り付けは、チームが責任を持って行う。
■じつはパルクフェルメ中でもできることがある
パルクフェルメに保管されたマシンには、いっさい手を触れてはいけないと思いがちである。しかしこれには、いくつかの例外が許されている。たとえばここでザウバーのシャルル・ルクレール車に対して行われているような、外から視認できるようなチューブを使ったオイル交換は許可されている。
「ただしパーツ交換は、原則禁止だ」と、フォース・インディアのチーフエンジニア、トム・マクロフは言う。
「もし走行中に破損したパーツがあった場合は、FIAに許可を申請して、全く同じ(仕様の)パーツに交換する。一方で、液体類の出し入れは、比較的自由だ。ブレーキオイルのエア抜きや、燃料補給、オイル交換などはまったく問題なく作業できる」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
関連ニュース
6/8(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/9(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |