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契約更新のクビアト「不安だったが、他チームからオファーがあったのはよかった」

2016年11月5日

 ダニール・クビアトはトロロッソが2017年の契約更新を決めるまで、F1における自身の将来について不安になっていたことを認めた。 


 5月のスペインGPを前にクビアトがレッドブルからトロロッソへ降格させられてからというもの、2017年以降の彼の処遇は憶測や詮索の対象になっていた。


 トロロッソ移籍以降稼いだポイントは、チームメイトのカルロス・サインツJr.に及ばず、オーナーであるレッドブルがGP2でタイトル争いをしているピエール・ガスリーをトロロッソに迎え入れるとの噂もあったが、最終的にクビアトは新しい契約をものにした。


 トロロッソのチーム代表、フランツ・トストは、2017年の大きなレギュレーション変更を前にして継続性の重要さを強調した。


「(2017年のプランを)知ることがそろそろ重要になっていた。さもなければ不安な時期を過ごさなければならなかっただろうから」クビアトはそう語った。


「そして不安な時期がやってきた」
「答えを知りたくてじっとしていられなかった。少しばかりいらいらしてしまったね」


「レッドブルが早めに回答を出してくれたことに感謝している」


 2014年にトロロッソからF1デビューを果たしたクビアトは、他のライバルチームからも興味を示されていたが、レッドブルグループに残留できることを喜んでいる。


「気が散るし、いい感じはしなかった」とクビアト。


「一方で他のチームからも興味を持たれているということが分かったのはよかった。それは悪いことじゃないよね」


「どこのどのチームが、なんていうことには意味がない。僕はもうトロロッソに決まっているんだから、これ以上このことについて話すべきことはないよ」


「レッドブルは僕にチャンスをくれたし、僕はこのチーム(トロロッソ)のことを知っている」


「チームを絶えず変わるのは一貫性がないということだ」

クビアトとヘルムート・マルコ
クビアトとヘルムート・マルコ


「来年は(大幅なルール変更により)みんなにチャンスが与えられるかもしれないが、僕たちはチャンスを最大限ものにできるチームになりたいね」


「僕はまだ自分が与えられるものや見せられるものがたくさんあると感じているし、他の誰でもなくレッドブルが僕にチャンスを与えてくれたことに感謝している」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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