F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ピレリ「1ストップから3ストップまで多彩な戦略がみられた週末」

2016年10月24日

2016 アメリカグランプリ 決勝

メルセデスのルイス・ハミルトン、2ストップ戦略でアメリカグランプリを制し、チャンピオン争いは接戦に

1ストップから3ストップまで、多彩な戦略がオースティンで展開:スターティンググリッドに全3種類のスリックコンパウンドが登場

各チーム、戦略が広範囲に渡るチーム内でも戦略を分けてライバルたちの動向に反応

 2016年10月23日、オースティン


 メルセデスのルイス・ハミルトンが、予測通りの2ストップ戦略で優勝し、オースティンでのアメリカグランプリ4勝目を挙げました。


 極めて広範囲に渡る戦略が闘わされる中、トップ10内で6種類の戦略が展開され、スタートからフィニッシュまで接戦が繰り広げられました。トップ10中の4名が3種類のスリックコンパウンドを使用しましたが、ハミルトンはその中でもただ一人、ソフト?ソフト?ミディアムと繋ぐ戦略を採りました。


 スターティンググリッドに全3種類のスリックコンパウンドが登場した中、トップ10グリッドではメルセデスの両ドライバーとレッドブルのマックス・フェルスタッペンのみが、予選Q2で自己ベストを記録したソフトタイヤを装着していました。

ドライバー全22名のアメリカGPでのタイヤ使用状況
ドライバー全22名のアメリカGPでのタイヤ使用状況


インフォグラフィックスで見る アメリカGP決勝
インフォグラフィックスで見る アメリカGP決勝

 ロズベルグは、上位勢では唯一人ミディアムタイヤで第2スティントを走行し、最終スティントでもミディアムタイヤを使用しました。


 ハミルトンとロズベルグは、ともにバーチャルセーフティーカー導入中の残り24周時点で最終ピットストップを行いました。このバーチャルセーフティーカー導入で、彼らが最後までミディアムで走行するという選択が確定的となりました。


 大半のドライバーが2ストップ戦略を採る中、3ストップ戦略を採っていたフェラーリのキミ・ライコネンはリタイヤに終わりました。


 チームメイトのベッテルも残り3周時点で3回目のピットストップを行いました。ザウバーの両ドライバーとトロ・ロッソのダニール・クビアトは、1ストップ戦略を採用しました。


 土曜日の予選時同様、決勝も温暖なドライコンディションの下で行われました。スタート時の路面温度は34℃でした。


 ピレリ・モータースポーツ・ダイレクターポール・ヘンベリーのコメント:
「トップ10内で6種類の戦略が展開されたように、タイヤ戦略が重要となったレースでした。バーチャルセーフティーカーは、ダニエル・リカルドにとっては不運でしたが、数名のドライバーに最終ピットストップとトラックポジションゲインのアドバンテージを与えました」


コンパウンド毎のラップタイム上位:
ミディアム

1 ロズベルグ1分41秒897
2 ハミルトン1分42秒386
3 フェルスタッペン1分42秒424


ソフト
1 サインツ1分42秒832
2 フェルスタッペン1分43秒056
3 ベッテル1分43秒096


スーパーソフト
1 ベッテル1分39秒877
2 ライコネン1分41秒841
3 マグヌッセン1分42秒475


最長スティント:
ミディアム38周(エリクソン)
ソフト26周(ナッセ、サインツ)
スーパーソフト14周(ベッテル、ライコネン)


Truthometer:
 56周で争われるレースで、我々が理論的な最速戦略と予測した2ストップが勝利の戦略となりました。ソフトでスタートしたルイス・ハミルトンは、11周目にソフトへ、バーチャルセーフティーカー導入中の31周目にミディアムへ交換しました。



(Pirelli Japan プレスリリース)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号