2012年F1インドGPの日曜決勝で、ケータハムのヘイキ・コバライネンは18位、ビタリー・ペトロフは17位だった。
■ケータハムF1チーム
ヘイキ・コバライネン 決勝=18位
スタートはうまくいき、1周目が終わるころには17位に上がり、小林や前の集団のペースについていき、後ろのマシンに対してはギャップを築いていった。2回ストップを予定していたが、マシンのパフォーマンスを見て、ファーストスティントを長くとり、レース半ば過ぎにピットインし、1回ストップに切り替えた。ピットストップもうまくいったが、レースが3分の2ほど経過した時、KERSのトラブルが起き、ビタリーを前に出さなければならなくなった。その後は完走することだけを考えるレースになった。KERSを失ったことは不利だったけれど、それでも後ろのクルマを引き離すことができた。トラブルがなければもっと上位でフィニッシュできたはずだ。今は来週のレースを楽しみにしている。いくつかアップデートを導入するから、それによって前のクルマとのギャップを縮めることができ、決勝日にもっと長く戦えるようになるかもしれないよ。
ビタリー・ペトロフ 決勝=17位
すごくいいスタートを決めて、最初のピットストップの時期までヘイキや前を走る他のクルマと同じペースで走った。最初のタイヤセットではペースもデグラデーションレベルもとてもいい状態だったので、もっと長く走ることにして、戦略を2回ストップから1回ストップへと変更した。チームメイトのすぐ後ろでコースに復帰し、彼にKERSトラブルが発生したので、僕が前に出た。その後15位まで上がったが、残り数周のところで後ろから速いクルマが2台来て、彼らに抜かれてしまい、17位でフィニッシュすることになった。それでもいいレースだった。クルマのフィーリングはレースの間ずっと素晴らしかった。チームの全員が週末を通して懸命に努力した。来週のアブダビではいくつか新パーツが導入されるので、どうなるか楽しみにしていよう。