2012年F1インドGPの日曜決勝で、マルシャのティモ・グロックは20位、シャルル・ピックは19位だった。
■マルシャF1チーム
ティモ・グロック 決勝＝20位
とてもおかしなレースだった。ターン1で悪い場所にいたためにHRTに抜かれポジションをふたつ落とした。その後かなり長い間ペトロフの後ろを走ることになり、その間に他のドライバーたちに逃げられてしまった。でも今日は全体的にペースがよくなかった。
金曜にはクルマはロングランでもっとずっといい感触だったんだけどね。さらに右フロントタイヤにひどいバイブレーションが出て、特にセクター2でひどく、25周目以降はたくさんのブルーフラッグと戦わなければならなかった。終盤も同じだった。そのためにどんどん時間をロスし、そうすると挽回することができない。でも今はアブダビを楽しみにしている。次はもっといいレースができるといいね。
シャルル・ピック 決勝＝19位
昨日の予選はうまくいかなかっただけに、僕にとって素晴らしいレースだったと思う。予選では真の速さを示せなかったけれど、今日はそれができた。すごく嬉しいよ。とてもいいスタートを決めて、ターン1から1周目の間に5つポジションを上げ、ペトロフの前に出た。
でも彼らにはKERSというアドバンテージがあったので、すぐに抜き返されてしまった。それでもその後も最後まで僕らはケータハムの2台についていき、レースが展開するなかでコバライネンに追いついていった。最後の数周はコンスタントにブルーフラッグによってペースを落とさざるを得なくて、時間をロスした。
そのためにヘイキをつかまえる力があることを示せなかった。でも間違いなく僕らにはペースがあった。今日クルーはピットストップをすごくうまくやってくれたし、エンジニアやメカニックたちも週末を通してとてもいい仕事をしてくれた。彼らのおかげで予選の後に流れを変えることができた。すごく満足しているし、この勢いを来週末のアブダビでも保ちたい。次のアブダビはここ数戦と違ってよく知っているサーキットなんだ。去年の若手ドライバーテストではすごくうまくやれた。次もまたいい結果を出したいね。
ヒュルケンベルグ「ホームGPで入賞できて嬉しい」
