2012年F1日本GPの土曜予選で、ケータハムのヘイキ・コバライネンは19位、ビタリー・ペトロフは23位だった。
■ケータハムF1チーム
ヘイキ・コバライネン 予選=19位
今日はマシンから力を引き出すことができて、僕としては嬉しく思っている。2回目の走行ではアウトラップでヒュルケンベルグの後ろにいて、タイヤの温度を適切なレベルまで上げられなかった。それでアタックラップのセクター1では少しアンダーステアが出たけど、残りのふたつのセクターはかなり良かった。マシンのペースは年間を通して日曜日にはとても良いので、今の目標は、力強いレースをし、前で何かが起きたときにそのアドバンテージをつかめるような位置を走ることだ。僕は後ろのマシンのことは気にしていない。
チームは進歩を続けるためにできる限りのことをしてくれているし、彼らを助けるために僕もできるだけのことをしたい。期待していたほど速くなかったとはいえ、僕にできるのは、今日のようなラップを走ることだ。ミスを犯さず、マシンから全ての力を引き出し、チームを正しい方向へ持って行くということだよ。
ビタリー・ペトロフ 予選=23位
FP3で、マシンの調子が昨日のFP2でのように好調でないことに気がついたんだ。データを見たところタイヤの温度が思うように上昇しておらず、それで予選に向けていくつか変更を加えたら直ぐにセッティングが改善されたよ。最初の走行ではマシンのフィーリングがかなり良くなっていて、2回目の走行ではその前の自己最速ラップより少なくとも0.7秒縮められたものの、ターン14でミスをしてタイムを失ってしまった。それでも自分の最終的な順位にガッカリしてはいないよ。
ヘイキのラップを見れば僕らは後ろのマシンに対して0.6秒ほどのギャップを築いていることが分かるし、彼らも僕らに追いつこうと頑張っているけれど、僕らも彼らを引き離して前方のマシンと戦う努力をしているんだ。明日のレースは僕らにそのチャンスを与えてくれるだろう。そして良い戦略を持ち、タイヤを注意深く使っていけば良い日曜日を過ごせると思うよ。