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可夢偉「速さがなかった。金曜の問題も響いたかも」

2012年9月10日

 2012年F1イタリアGPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉は9位、セルジオ・ペレスは2位を獲得した。

■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝=9位
 まずはセルジオ(・ペレス)にお祝いの言葉を言いたい。よくやったね! 僕らチームにとって素晴らしい日になった。僕は自分のレースに関して何の文句もない。でもどういうわけか、速さがなかった。僕は予選で使ったタイヤでスタートしなければならず、(ペレスとは)違う戦略で走った。金曜にロングランができなかったために、どちらのタイヤコンパウンドについても経験が足りなかったのは確かだ。標準的なレースをしただけで、特に特別なことはなかった。

セルジオ・ペレス 決勝=2位
 すごく楽しいレースだった。速さがあってアタックできたんだ。チームはすごく頑張ってくれているから、彼らのためにいい結果を出せてすごく嬉しい。とても素晴らしいチームで、彼らを誇りに思う。
 ハードタイヤで走ったファーストスティントは楽ではなかったけれど、間違いなくこれは正しい戦略だった。タイヤの性能が突然落ちて戦略を変更しなければならなくなるのが心配で、無線でチームと頻繁に連絡をとった。タイヤが温まるのにどれぐらい時間がかかるのかも、はっきりとは分からなかった。でもうまくいき、戦略を機能させるのに必要なだけ長く走り続けることができた。セカンドスティントでは全力でアタックした。僕がオーバーテイクしたドライバーたちは全員フェアだったよ。彼らは必要以上のスペースは残してくれなかったけど、常に十分なスペースを与えてくれた。こうあるべきだよ。モンツァでヨーロッパでの初表彰台を獲得できてすごく嬉しい。




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