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モントーヤ、マレーシアでエンジン交換の可能性も?

2006年3月17日

 ファン−パブロ・モントーヤが、バーレーンでは謎のエンジントラブルが原因で僚友のキミ・ライコネンのペースについていけなかったと語った。今のところモントーヤは今週末のマレーシア戦でも同じエンジンを使用する予定だ。

 モントーヤはバーレーンGPの週末の金曜日、エンジンについて不満をもらしていたが、レース用にエンジンを交換することはなく、結局決勝は5位に終わった。チームからはいまのところ、マレーシアで異なるエンジンを使用するといったお達しはないものの、エンジンを交換して臨む可能性もあるだろう。
 モントーヤが新しいエンジンをマレーシアで使用すれば、オーストラリアでもそのエンジンを使用しなければならない。そして、新しいアップグレードエンジンが間に合えば、イモラ戦から早速使用できる。一方のライコネンは、完走を続けていけば、アップグレードエンジンの使用は、さらに次のレースまで待たねばならない。

 また、モントーヤはバーレーン戦で、ライコネンとは異なるタイヤを使用した。もっとも、モントーヤは、タイヤが原因でライコネンとのパフォーマンスに差が出たとは考えていない。
 モントーヤはクラッシュネットのインタビューに答えて次のように語った。
「僕たちは異なるタイヤを使用したが、それは大きな問題ではない。スタート/フィニッシュラインではキミの方が4〜5km/h速かった。ストレートで毎回4〜5km/h速ければ、0.4〜0.5秒の差がつく。その点がちょっとイラついたね。だって、セクタータイムはいずれも、キミより僕の方が速かったんだから」
「マシンが好調な状態でエンジンの回転数を上げたときには、問題なかったんだ。でも、通常のレースの回転数で走行していた時、エンジンの調子は全く悪かった。何が起こっていたのか分からないけれど、そういう状況だった」
 モントーヤは、戦略面はライコネン同様うまくいった、と語った。
「1ストップ作戦はうまくいった。2ストップ作戦に負けず劣らず速かったね。僕の戦略もよかったから、エンジンに問題を抱えなければ、いいレースができたと思う」




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