マレーシアGP木曜記者会見T
2006年3月17日
ジャック・ビルヌーブ(BMWザウバー)
Q:チームについては去年とどれくらい違う?
JV:かなり違うね。新しいチームらしく活気がある。去年のメンバーにさらに人が増えて、資金も増えて、活気に満ちている。その分仕事量も多いけどね。
Q:第2ピリオドの最後でチームメイトに抜かれていたけど、バーレーンでの新予選方式についての感想は?
JV:エキサイティングだったと思うよ。緊張感に溢れてて、予選のように感じなかった。マシンで落ち着くことはなく、完璧なラップにすることばかり考えていた。予選らしく感じなかったけど、ファンは喜んでるし、誰にとっても同じだ。
Q:で、すごく忙しかった?
JV:ものすごく。あと、グランプリの週末でレース前だというのに、セットアップさえ許されないんだから、その辺りも含めて少し妙だったけどね。
Q:もっと変更する時間が取りたい方?
JV:もう少しマシンをいじれたら嬉しいね。
Q:決勝だけど、リタイアするまでのマシンのパフォーマンスについては?
JV:かなり良かった。マシンは調子が良くて、周回を重ねるたびに良くなった。ドライブしやすい上にプッシュしやすかったよ。去年よりも大幅に向上したね。
Q:この暑さの中、ニューエンジンを使えるね。
JV:ここでは間違いなく有難い。ただ問題があって、予選(の第3ピリオド)で走らずにすんだ12周分が今週末に使えると思っていたのに、それがニューエンジンで失われるということだ。だが、暑さの影響があまり大きくないのは確かなはずだ。
デイビッド・クルサード(レッドブル)
Q:レッドブルの予選後、決勝後のパフォーマンスについての感想は?
DC:ペースについては、クリスチャン(クリエン)も僕もあるポイントではそれなりにコンペティティブだったけど、それがレース中も一定でなくてはならないのに、僕らがピットストップした後や彼の第1スティント、僕の最終スティントで性能が落ちていた。そのことは彼ら(ミシュラン)も気付いているはずだ。その一方では上位3チームの後方に加わり、他のチームと戦っている状況だ。
Q:上位3チーム?トップ4じゃなくて?
DC:あの1戦を基準にした話だよ。もちろん今後のレースを戦う間に(トップ3かトップ4か)見直すことになるはずだ。ヨーロッパラウンドに入る頃には、今季の大部分がどうなるかといったことも確実に見当がつくようになるとは思うけどね。
Q:(BMWの)ニック・ハイドフェルドとの一件について、君自身の意見は?
DC:あれもレースの一部であり、スチュワードも明らかにそう感じたようだけど……。ただ、注意を引くことではある。実際に僕らは、一人のスチュワードを全戦に参加してもらうことや、一貫性のある審議などGPDA(GPドライバーズ協会)で何年も要求しているからね。
例えば、2年前か3年前にサトウ(琢磨)がラルフ(シューマッハー)をターン2で押し出したことがあった(※正確には2004年の第3戦バーレーンGP)。あれなんか僕から見ればサトウに非があるのは明らかだった。当時は人々の間に“速いマシンに日本人を乗せるのは素晴らしい”といった雰囲気があって、誰もがサトウをレーサーとして褒め称えていたけど、彼は事実上ラルフをコース外に押し出していた。あんなことは、モナコのようなランオフ・エリアのないサーキットでは特にやってはいけないことだ。明らかに接触を必要としないスポーツなんだから。
バーレーンで起きたことについては、ニックは僕に接触しなかったけど、僕は自分のポジションをキープするために自分でコースから出たんだ。彼は隣に並んでいたわけでもなく、コーナーへのライン取りも僕が先だったから、スチュワードも彼の方に非があると思ったようだね。
僕が言いたいことは、同じようなアクシデントなのに2、3年前とは見方が違うということだ。でも、これからは常在のスチュワードがいて、より一貫性が出てくるとは思っているけどね。スチュワードはニックに対して厳しい態度を見せたけど、それが数年前よりも厳しいとしても、レースごとに矛盾しなければ良いことだと思う。僕らもどれだけプッシュできるのか知っておく必要があるし。
Q:今回のレースについては?
DC:新しいエンジンだよ。チェッカーを受けた後にエンジントラブルが起きたのは残念だった。
Q:何があったんだい?
DC:フェラーリが何が悪かったのかを正直に知らせるコメントを出したかどうかも知らないし、僕も言うつもりはないけど、明らかに最後の数周でエンジンのパフォーマンスが落ちてきた。それが事前に分かって、チェッカーを受ける前にマシンを止められたら良かったんだけどね。そうすれば、10番手降格のペナルティも受けずにすんだのに。でも、0ポイントの10位でフィニッシュして、さらにペナルティだ。そのルールが全員に適用されるのは分かっているけど、再検討できないってのもおかしな話さ。結果、ペナルティはそのままで、ここでのマシンのパフォーマンスを見ることになる。だけど、このサーキットは好きだし、皆と同じでこの暑さは願い下げだけど、コースに出て行って実際のパフォーマンスを確認するのを楽しみにしているよ。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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