[TOYOTA]シーズン終盤の3連続遠征戦が開幕
2005年9月18日
オーストラリア、アジア、北米大陸、そしてヨーロッパと戦いの舞台を移してきたF1世界選手権は、来週末、南米へと飛び、第17戦ブラジルGPを迎える。ブラジルは、F1ファンの心に残る、数多くの伝説を生んだ地でもある。ブラジルGPの行われるインテルラゴス・サーキットは、巨大な都市サンパウロに隣接し、毎年、語り継がれる名勝負が展開される。パナソニック・トヨタ・レーシングは、コンストラクターズ選手権で80ポイントを獲得し、4位につけており、3位のフェラーリとの10ポイント差を縮め、トップ3入りを果たすために総力を挙げてブラジルGPへと挑む。
残る3戦で、コンストラクターズ選手権でのトップ3入りという目標を達成すべく、ヤルノ・トゥルーリはこれまで以上にハードに攻めることになるだろう。
ヤルノ・トゥルーリ
「ここ数戦、我々は好調であり、遠征戦となる残り3戦での我々の目標は、コンストラクターズ選手権3位の座をかけてフェラーリに挑戦することだ。その差は僅か10点であり、全力で挑み続ければ、必ず逆転することが出来るはずだ。我々が昨年スターティンググリッド後方にいたことを考えれば、現在のポジションは驚くべきものであり、それはチーム全体の素晴らしいパフォーマンスによって成し遂げられたものだ。ブラジルGPでレースを戦うことは、いつも楽しみにしている。インテルラゴス・サーキットは、低速および高速のセクションが混じり合い、複雑な要素に挑戦しなくてはならない、テクニカルで面白いサーキットだ。特に第1コーナーは気に入っているが、インテルラゴスは、F1のカレンダーで3戦だけの反時計回りのサーキットであり、首に大きな負担がかかる。ブラジルGPで一番の思い出は、2003年豪雨に見舞われたことだ。あのときは、本当に怖い思いをした」
ラルフ・シューマッハーは、様々な理由でサンパウロを訪れることを楽しみにしているが、それは、ダウンタウンのレストランでの、ステーキが美味しいということだけではないようだ。
ラルフ・シューマッハー
「インテルラゴスは、F1カレンダーの中でも、ドライバーとチームの技術陣にとってチャレンジングで過酷なサーキットの一つだ。昨年までは、数周走っただけで頭痛に見舞われるほどひどく、悩まされた路面の凹凸が減少したというのは良いニュースだ。しかし、路面の舗装が改修されたとはいえ、凹凸は依然として存在しており、最適なダンパーとスプリングのセットアップを見出さなければならない。そして、空力的なダウンフォースとメカニカルグリップ、そして最高速との妥協点を探し出す必要がある。ピンヘイリンホやビコ・デ・パトといった、インフィールドに入ってからのタイトなコーナーでは可能な限りのメカニカルグリップと、出来る限り大きなダウンフォースを得ることが重要だ。しかし、2つの長いストレートを持つため、そこでなるべく速度を高めるために小さなウィングが必要であり、バランスを取らなくてはならない。また、サーキットの外でも、私の大好物である、あの素晴らしいブラジルのステーキに挑戦できることを楽しみにしている」
インテルラゴス・サーキットはF1カレンダーの中では高い標高に位置し、その荒れた路面はドライバーとF1カーに、激しい振動の下でのレースを強いる。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |