[TOYOTA]新規則下での“ブリックヤード”攻略に苦戦
2005年6月18日
F1世界選手権第9戦アメリカGPの公式練習1回目と2回目が、アメリカ・インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われた。公式練習1回目は、好天の下、午前11時から1時間にわたって、気温24度、路面温度43度、湿度38%と過ごしやすいコンディションで開始された。テスト・ドライバーのリカルド・ゾンタは18周を走り込み、トップと僅差の2番手タイムを刻んだ。初期チェックの後、終盤走行を開始したラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリは、共に7周を走行するにとどめ、それぞれ12番手、13番手につけた。その後、2時間のインターバルを挟んで午後2時から公式練習2回目が1時間にわたって行われた。スタートと同時にコースインしたリカルド・ゾンタは、3周目に左リアタイヤのパンクに見舞われスピン。コースアウトを喫してしまった。開始12分過ぎには、今度はラルフ・シューマッハーの左リアタイヤにトラブルが生じ、オーバルの側壁へクラッシュ。幸いラルフ・シューマッハーは無事だったが、セッションは赤旗中断となった。20分ほど中断の後セッションは再開。ヤルノ・トゥルーリは、計10周と限られた周回ながら10番手につけた。終盤、リカルド・ゾンタもコースへ復帰を果たすが、6周のみの走行で公式練習2回目を終えた。
ヤルノ・トゥルーリ:
「まず始めに、ラルフ・シューマッハーがあのような激しいクラッシュにも関わらず、無事だったことを喜びたい。コースで最も危険なポイントで、2年連続でクラッシュしたことは本当に不運だ。今日はチームにとって、非常に難しい一日となってしまった。2つのアクシデントによって、我々は非常に少ない周回数しか走れず、午後のセッション後半に再びコースインするのは難しい決断だった。しかし、幸運にも私の“TF105”には何も起こらなかった。不思議なのは、ここまで“TF105”の感触は悪くなく、我々にはかなりの競争力があるということだ。しかし、タイヤに起こった問題については、まだ明確な原因が特定されておらず、このままでは、十分な自信の下に“TF105”を走らせることはできない。今夜、全てを分析しなければならないだろう」
ラルフ・シューマッハー:
「幸運にも私の体には問題なかったが、本当に大きなアクシデントだった。雷は二度同じ所には落ちないというが、今回の私には当てはまらなかったようだ。“TF105”の左側でなにか異常を感じたが、そのときには既に最終コーナーへアプローチしている途中だった。何が起こったか、そしてその原因を正確に検証しなくてはならない。午前中の公式練習1回目は、路面は滑りやすかったものの、好調だった。私はドライバーとして、ここインディアナポリスで一度も幸運に恵まれたことがないが、今年こそ、この流れを断ち切れるのを期待している」
リカルド・ゾンタ:
「ちょうど“TF105”の後方に問題を感じたとき、第5コーナーに差し掛かっており、スピンしてしまった。タイヤのトラブルが、路面のなにかを拾ったことによるものかどうか、原因を調査しなくてはならない。“TF105”はひどいダメージを負うこともなく、セッション終盤に再び走行することが出来たが、すぐにタイヤに異常を感じ走行を終了せざるを得なかった。午前中の公式練習1回目は全てが順調にいっていただけに、残念だ。インディアナポリスはいつも、最初のセッションでは、路面にラバーが付くまで非常に滑りやすいのだが、私がセッション終盤にコースに戻った頃には改善されていた」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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