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エクレストン「さらに2チームがコンコルド協定延長に署名」

2005年3月8日

 F1の商権を有するバーニー・エクレストンは、どのチームかは明らかにしないものの、さらに2チームが現在のコンコルド協定延長に署名したと述べた。
 フェラーリはすでにエクレストンとFIA側に付いており、契約に際して相当額のボーナスが支払われるという取り決めが両者の間で交わされたと言われている。一方で、残り9チームのうち7チームが、F1のライバルとなるGPWCシリーズとの覚書に署名している。理屈から考えれば、エクレストンの言う2チームとは、レッドブル・レーシングとジョーダン・グランプリということになろう。自動車メーカー連合は不満を抱いているF1各チームと接触したが、この際上記2チームがGPWCの書類にサインしていないのははっきりしているからだ。
 また、レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツはジャーナリストたちに対して、F1に参戦するプライベーター・チームの立場から、レッドブル・レーシングにとってコンコルド協定がベストの選択であると語っている。ただし、必ずしも契約するという決断を下したわけではないとしている。同様に、ジョーダンはロシアの大富豪であるアレックス・シュナイダーを新オーナーに迎えたものの、プライベーターという立場は変わっていない。


 エクレストンは、開幕戦オーストラリアGP前にドイツの日曜紙、ベルト・アム・ソンタグに対して、新たに署名した2チームを明かすことはできないと述べた。しかし、エクレストンいわく、GPWCシリーズの基盤は不安定で、コンコルド協定に署名するチームにはさらなる資金提供が約束されていることからも、この協定が今でも強力なオプションであると語った。
「5つのマニュファクチャラーによって形成されるGPWCの構造は、不安定で危ういものだ」とエクレストン。
「オフィスにいるのは誰か、決定を下すのは誰か、契約に署名するのは誰か。そういったことに左右される。すでにフォードの撤退により、ジャック・ナッサーとウルフガング・レイツルが離脱しており、メルセデスのヨルゲン・ハバートも近々去るであろう。(ルノーは)フラビオ・ブリアトーレとパトリック・フォールが権力を二分している。マニュファクチャラーとの契約はわずか2年だ。なぜなら、そこで関わっている人々が頻繁に入れ替わるからだ」
 エクレストンは、どの自動車メーカーも成功が持続しなければ、F1には彼らが望むようなマーケティング上の基盤を望めないという判断を、突然下してしまうことがあり得ると考えているようだ。ルノーやトヨタは、そういう決断を下した場合F1から撤退するかもしれない。また、ウイリアムズ、BAR、マクラーレンといったチームは、エンジンパートナーが撤退する可能性に脅かされていると言う。
 チーム側が正式にGPWCとの契約を締結するまでは、エクレストンはもっと多くのチームが改定されたコンコルド協定に署名することを願っている。しかし、そう長い間待つことはできないと忠告している。さらに、再考を促す最終通達はまだなされていないが、なかなか決断できずにいるチームは経済的に困窮するだろうと言う。2008年に予算5億ドルが協定に署名したチームに分配されるからである。
「皆が即座に決断を下せば、私としては嬉しいんだがね。平和を取り戻し、終わりのない討論に終止符を打てるのだから」とエクレストンは語っている。




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