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シューマッハー、フェラーリの地元で首位発進

2004年9月10日

 F1イタリアGPは金曜日のフリー走行1回目で幕を開け、フェラーリの地元勝利を狙うミハエル・シューマッハーがトップで1回目のセッションを終えた。
 金曜日、午前11時のモンツァの天気は晴れ。気温23度、路面温度27度と絶好のコンディションとなった。
 BARはホッケンハイムに持ち込んで、レギュレーションに抵触するとして使用を控えたFTTS(フロント・トルク・トランスファー・システム)を再度装着して来ている。今回はセンタークラッチを電子制御のハイドローリック(油圧式)とせず、メカニカルで作動させるようにしているシステムだ。このFTTSをサードカーを含む3台ともに装備。なお、今回アンソニー・デイビッドソンの操るサードカーのカラーリングは、レースカー2台とは別物となっている。
 また、マクラーレン・メルセデスはノーズ形状を変更。ツルハシのようだった細いノーズはやや太くなっている。
 そんな中で迎えたフリー走行1回目だが、前週3日間のモンツァ・テストがあったためかトップチームはインスタレーションラップ以外なかなか腰を上げようとしない。下位チームのマシンやサードドライバーが走行を続けるなか、まずは開始14分にジョーダンのティモ・グロックのマークした1分25秒のタイムを、ジャガーのビョルン・ウィルドハイムがブレイク。1分24秒9までタイムを縮めた。BARホンダのデイビッドソンがこの1分後に直角ターン7をコースオフしている。
 しかしその2分後、コースに復帰した デイビッドソンが1分22秒843までタイムを縮めてトップに浮上。2番手はトヨタのライアン・ブリスコーで、1分23秒7のタイムだ。


 セッションが始まって半分を過ぎると、上位陣が動き始める。シューマッハーがフェラーリのピットへ登場し、ヘルメットを被る。今回シューマッハーのヘルメットのカラーリングが通常と異なり、イタリアの三色旗を配している。
 一度はザウバーのフェリペ・マッサがブレイクしたデイビッドソンのタイムを、デイビッドソンが再ブレイクしたころにフェラーリ勢がコースイン。開始39分には、シューマッハーがワンアタックで1分20秒526であっという間にトップに浮上。さらにチームメイトのルーベンス・バリチェロが0.64秒落ちの2番手に浮上。この2台が昨年のポールタイム1分20秒963をあっさりとブレイクしてしまった。
 終了10分前まで不動の構えだったBARホンダ勢とマクラーレン・メルセデス勢は、この時間になってようやくコースイン。キミ・ライコネンの駆るマクラーレンの最高速は356km/hをマーク。ライコネンは一気に4番手へ、デイビッド・クルサードは12番手に入ってきた。
 12時、チェッカーが振られる。結局シューマッハー、バリチェロのフェラーリ勢がワン・ツーとなった。佐藤琢磨は最終的に1.7秒落ちで11番手となった。8周を消化して1回目のセッションを終えている。
 区間タイム最高はセクター1がルノーのヤルノ・トゥルーリ、2と3がシューマッハーとなっている。終了時の路面温度は34度だった。




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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