ＢＭＷウイリアムズＦ１チームは、今度の週末のハンガリーＧＰから、フロントノーズをより“トラディショナルな”形状のものに戻すと発表した。これにより、今年の新車発表会の際にお目見えして話題となった、ＦＷ２６の特徴的な“セイウチ”ノーズは見限られることになった。
「チームはハンガリーで、マシンにいくつかの空力的な変更を施すことにしている。その変更には、より普通のノーズとフロントウイングへの回帰も含まれる」と、チーム代表のサー・フランク・ウイリアムズは認めた。
　チームの声明は、次のように付け加えている。
「ファン・モントーヤとアントニオ・ピッツォニアのＦＷ２６は、ハンガリーで見た目が明確に変化する。より“トラディショナルな”ものに変更されるノーズ形状は、最近のレースで施された他の空力的な改良と相まって、ジオメトリーの改善につながることが確認されている」
「この変更は、ＦＷ２６が絶えず空力的に進化していることを表しており、シーズンの残り３分の１に向けて、マシンにコンペティティブなマージンを与えようという意気込みを倍加させるものだ」

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