先週末のフランスGPを“きわめて残念な”結果で終えたパナソニック・トヨタレーシング。新しいTF104Bのデビューはホッケンハイムまで待たねばならないが、今週末のイギリスGPでは持てる力のすべてを発揮することを目指す。
オリビエ・パニスはシルバーストン・サーキットの大ファンであり、このコースを高く評価している。
「シルバーストンは僕の“お気に入りサーキットランキング”の最上位に近いところにあるし、僕はここでのレースをいつもエンジョイしている。ただ、残念なことにお天気が僕らの味方をしてくれることはめったになくて、週末の間に一度は雨が降るのが当たり前なんだ。でも路面がウエットだろうとドライだろうと、とにかく僕らは全力を尽くすだけだ」
「マニ‐クールではとても残念な結果に終わったが、今回は中団グループでの戦いに加われると思う。ただ、その前に必要なのは、まずチェッカーフラッグを受けるまでの週末全体にわたって、安定したパフォーマンスを発揮できるようにすることだ」
一方、クリスチアーノ・ダ・マッタは火曜日にロンドンで行われたリージェント・ストリートでのパレードランに参加した。彼はこのイギリスGPをとても楽しみにしているという。
「僕にとってイギリスGPはいつもより少し早く、火曜の夜のリージェント・ストリート・パレードで開幕した。ものすごい数の人がパレードを見に来ていたので驚いたよ。人々の関心がとても高いのでとてもいい雰囲気だったし、ファンにF1が走るのを間近に見てもらうために、この種のイベントは理想的だと思う」
「シルバーストンでのイギリスGPには特別な思い出があるんだ。かなり特殊な状況下ではあったけど、去年のレースで一時トップに立ったからね。今年もレースをリードできるとは思わないけど、いずれにしてもシルバーストンは僕の大好きなコースのひとつだし、ここでのレースをいつもエンジョイしてきた。6月のここでのテストでは多くの成果もあった。でも今の時点ではレースの結果を予想したくない。とりあえず成り行きを見たいというのが正直なところだね」