ルノーＦ１チームは今週末フランスで、今季２度ある“ホームレース”のうちの最初の１戦に臨む。掲げる目標は“信頼性を再び安定させる”ことだ。
　ここ２レースは、カナダでは２台がリタイアし、インディアナポリスではフェルナンド・アロンソのマシンがパンクが原因でバリアに突っ込み、チェッカーを受けられずに終わった。
　ヤルノ・トゥルーリは現在ドライバーズ選手権で計４１ポイントを獲得し、チームの牽引役を務めている。自身も今、最高のポジションにいると自覚している。
「ルノーにとってはとても重要なレース。彼らの地元グランプリだからね」と彼。「可能な限りいいドライブをしたいと願っているし、予選でもレースでも車と自分自身の力を出し切りたい。このレースで勝つことは僕にもチームにもすばらしい機動力になると思う」
　アロンソもまた当イベントの重要性を認める。
「僕らは唯一のフランス・チームだからね」とアロンソ。「ルノーの自国でレースをするのは特別なこと。ファンも僕らのレースを観ることはもちろん、トラック外で僕らに会うのを楽しみにしてくれている。僕らにとってはすばらしい歓迎といえる。いいリザルトを出すことでみんなの応援に報いたい」

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