バリチェロ、好調をキープ
2004年6月19日
F1アメリカGPは金曜フリー走行の2回目が行われ、フェラーリのルーベンス・バリチェロが午前に続きトップタイムをマーク。明日の予選に向け好調をアピールした。
金曜午後のセッションのコンディションは、上空に雲が多くなったものの依然晴れ。気温29度、路面48度。セッションは序盤から荒れ模様となる。14時ジャスト、ピットロード出口手前でコースインしようとしたジャガーのビョルン・ウィルドハイムがストップ。コクピットから降りてマシンを押してピットへ戻る。さらにその4分後には、スロー走行中だったマクラーレンのデイビッド・クルサードがターン8でストップ。マシンを降りる。さらにその1分後には、ルノーのフェルナンド・アロンソがターン11進入でスピン! グラベルに入ってストップしてしまう。さらにターン7でラルフ・シューマッハーが、ジョルジョ・パンターノもターン6でスピンするが、コースに復帰している。
セッション開始12分後には、1コーナー進入でフェリペ・マッサがインに入って来た佐藤琢磨に対してドアを閉め、両者接触しマッサはスピン! 琢磨はコースオフ。マッサは再走できたが琢磨車はグリーン上にストップ。たった4周でコクピットを降りてしまったこのアクシデントの影響で、赤旗が掲示されセッション中断。琢磨車の左フロント・サスペンションがダメージを負い、タイヤが外に開いてしまっている。この時点でトップはリカルド・ゾンタの1分12秒019。僅差でバリチェロ、ミハエル・シューマッハー、アンソニー・デイビッドソンが続く。
14時23分にセッション再開され、ファン−パブロ・モントーヤが1分10秒982でトップを奪う。しかしモントーヤがタイムを出した3分後、バリチェロが1分10秒974でトップへ。
今シーズン、7勝を挙げているミハエル・シューマッハーは、開始37分に最終コーナー手前のターン11で2回転のクィック・スピンを喫する場面も。
開始47分、BARホンダのデイビッドソンがバリチェロのタイムを1000分の7秒縮めトップに浮上するが、バリチェロは2分後に1分10秒365でデイビッドソンのタイムを0.6秒短縮しトップに返り咲く。
そして15時08分、チェッカー。レギュラー・ドライバーではバリチェロ、モントーヤ、ミハエル・シューマッハー、ジェンソン・バトン、ラルフ・シューマッハー、クリスチアーノ・ダ・マッタがトップ6という結果となった。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |