ザウバー・ペトロナスのドライバー、ジャンカルロ・フィジケラとフェリペ・マッサが木曜日、モントリオールを訪れ、世界有数のカナダのサーカス「シルク・ド・ソレイユ」の国際本部を訪問した。
2人は施設やトレーニング室、コスチュームショップなどを案内された後、“シルク・ド・ソレイユ”の練習に参加し、コーチ陣の指導を受けながら曲芸に挑戦した。
フィジケラは、施設とアーチストたちのプロフェッショナリズムに感動したと言う。
「“シルク・ド・ソレイユ”はとてもよかった! 曲芸の練習を後ろの方から覗いていたんだけれど、ワクワクしたよ。素晴らしいショーを見せるために、アーチストがどのように準備をし、どれぐらいハードワークに徹しているのかを知ってびっくりした。“シルク・ド・ソレイユ”はこの夏、ローマ公演を行う。家族と一緒に是非見に行きたい」
一方、マッサは次のように語った。「“シルク・ド・ソレイユ”を見たのは今回が初めてだったけれど、とても面白かった! アーチストたちはとても印象深かった。いとも簡単に演技しているように見えるが、もちろんハードワークの賜物さ。僕らレーシングドライバーは、カートからだんだんとステップアップしていくわけだけど、彼らもそれと似ているところがあるね。僕たちが今日やってみた演技の中で一番気に入ったのは“ロシアン・スイング”と呼ばれるものだった。初めは怖くて思い切って演技ができなかったけれど、そのうち面白くなっていった。正直言って、まるで子供のころに戻ったみたいだった」
“シルク・ド・ソレイユ”は1984年に創立、来年で20周年を迎える。現在は世界40カ国で2,700人の従業員を抱えている。“シルク・ド・ソレイユ”は創立以来、90の街で250回以上の公演を行っており、約4000万人の観客を魅了してきた。