“5年計画”の2年目を迎えるアストンマーティンF1。未知数の新シーズンに向け「肝心なのは前進し続けること」とベッテル
2022年2月11日
現地時間2月10日、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チームは、イギリス・ゲイドンにあるアストンマーティン・ラゴンダのグローバル本社で2022年型マシン『AMR22』のローンチイベントを行った。イベントにはセバスチャン・ベッテルとランス・ストロールも参加し、2022年シーズンに向けて意気込みを語った。
アストンマーティンは2022年もベッテルとストロールのペアを継続する。2021年はベッテルが第6戦アゼルバイジャンGPで2位に入賞し、61年ぶりにF1に復活したアストンマーティンに初の表彰台をもたらした。
第11戦ハンガリーGPも2位でフィニッシュしたベッテルだったが、レース後に技術規則違反が見つかり失格に。ストロールも2021年は第20戦カタールGPの6位が最高位と、チームの表彰台獲得回数は1回のみだった。コンストラクターズ選手権では、2020年のレーシングポイント時代の4位から7位へと順位を落としている。
チームオーナーのローレンス・ストロールは、チームにはトップに上り詰めるための5年計画があると語っており、2022年はその2年目にあたる。ベッテルは、新しい規則が導入される2022年シーズンは何が期待できるのかはわからないとしつつも、前進し続けることが大切だと述べた。
「あのマシンを見て、あれでレースをできると聞いて興奮しない人はいないだろう。そしてシーズンへの希望については、何を期待できるのか誰にもわからないと思う」
「新しい規則が導入され、もちろんすべてのチームがうまくいくことを望んでいるだろう。僕も含めて全員が勝ちたいと思っているし、勝つことが夢ではないのなら、F1にいることはできない。僕も同じだ」
「肝心なのは前進し続けること、上に行くことだ。今年は5年計画の2年目なので、僕たちはまだスタート地点のかなり近くにいる。でも、このチームには大きな野望と大きな計画があり、自分がその一部であることにとてもワクワクしている」
またストロールは、シーズンに向けて現実的になるべきだと慎重な姿勢を見せた一方で、いい進歩ができるだろうと期待を語った。
「これはアストンマーティンだけでなく、すべてのチームにとって大きなチャンスだ。僕たちが(他のチームよりも)いい仕事をしてきたと信じなければならないし、セブ(ベッテルの愛称)と僕に最大のチャンスを与えるために、関係者全員が信じられないほど懸命に働いていることを僕は知っている」
「それと同時に、僕たちは新シーズンに向けて現実的でなければならない。僕たちの最大の目標は、昨年よりも上位チームに近づくことだ。それが進歩というものだろう」
「セブが言ったように、全員がコースに出るまで自分たちがどの位置につけているのかを知ることは不可能だし、(開幕戦の)バーレーンの予選までは誰が本当に正しいのかもわからないだろう」
「アストンマーティンには本当に賢いスタッフがいるので、今年もいい進歩ができると楽観視している」
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
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4位 | カルロス・サインツ | 108 |
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6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
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9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |