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マクラーレン・ホンダF1、今季に低い自己評価点も「来年の準備はもっと順調」

2016年10月18日

 マクラーレンのグループCEOであるロン・デニスが、2016年のマクラーレン・ホンダチームのパフォーマンスは10段階で5であると自己評価した。


 マクラーレンとホンダのパートナー復活から2年目の今年、チームは大きな進歩を見せている。しかし今季残り4戦の時点で合計62点でコンストラクターズ選手権6位というのは、名門チームとしては不本意な状況だ。


 デニスは今年のチームのパフォーマンスを10段階で評価するよう求められ、「5ぐらいだね」と答えたとSky Sportsが伝えた。


「我々は十分優れているとはいえない。F1の世界にいるのは勝つためだが、今は勝てずにいるのだから。ただ、正しい方向に進んでいるのは確かだ」


 来季への準備は昨年よりもずっと順調に進んでいるとデニスは言う。F1レギュレーションが大きく変わる2017年は大きなチャンスになる可能性がある。
「新しいエンジンはダイナモ上で動いている。去年と比べると数カ月早い。マシンに関しても順調に進行し、大きなステップを踏みつつある。誰もが言うことだが、(来年の)マシンは今より4秒、5秒、あるいは6秒速くなる。優れたドライバーが抜きん出ることになるだろう」


 マクラーレンは来年フェルナンド・アロンソのチームメイトとして、ジェンソン・バトンの代わりにストフェル・バンドーンを起用することを決めている。バトンは今季末で引退するのではなく1年間休養を取るだけであるとしており、チームとの2年契約のなかで、2018年の復帰の可能性を残している。



(AUTOSPORTweb)




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