F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

トロロッソ、サインツ残留を示唆。クビアトには複雑な思い

2016年6月22日

 トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、2017年もカルロス・サインツJr.がチームに残る見込みであると発言した。


 2015年にマックス・フェルスタッペンと共にトロロッソでF1デビューを果たしたサインツだが、フェルスタッペンは今季スペインGPから早々に“Aチーム”であるレッドブル・レーシングに昇格を果たし、サインツは一歩出遅れる形になった。


 サインツは今季見事なパフォーマンスを発揮、8戦中5戦入賞を果たしている。しかしレッドブルは現在のダニエル・リカルドとフェルスタッペンのペアを来年以降も維持する意向であり、サインツが入り込む余地はなさそうだ。


「私がいつも3年計画について話しているが、プランは常にレッドブルの状況に左右される」とトストはFIAスポーツ・カンファレンスにおいて語った。


「来年はレッドブルのシートはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンで埋まっている」


「私個人として望んでおり、そうなる見込みが高いと思われるのは、カルロス・サインツは(来年)トロロッソに残るということだ。このことについては近々確認されるだろう」


「カルロスにとって才能を示すいいチャンスとなる」


「来季マシンの競争力が高いことを願っている。彼が他のチームと比べて不利になることがないようにね」


 トストによると、レッドブルはサインツとの契約においてオプションを有しており、彼を残すかどうかを決めるのはレッドブルであるということだ。


 
 一方、フェルスタッペンと入れ替わる形でトロロッソに降格されたダニール・クビアトについて、来年サインツのチームメイトとして残るかどうか聞かれたトストは「状況を見ていく」と答えるにとどまった。
 
「トロロッソの来季ドライバーラインアップはまだ100パーセント決まっているわけではない。カルロスは残るものと私は考えているが」


「私はクビアトも残ることを望んでいる。彼は本当に優れたドライバーだからね」


「だが彼はいい感触を持てるようになる必要がある。その上で、将来どうなるかを見ていく」


「彼はいい仕事をする能力を持っている。見ていれば、才能あるドライバーであることが分かる。自信を取り戻すことが重要だ」


 トストは、クビアトがF1デビューからわずか1年でレッドブル・レーシングに昇格したのは理想的な流れではなかったと考えているが、セバスチャン・ベッテルがレッドブルから離脱することが決まったため仕方がなかったと述べた。


「理想的にはトロロッソに(翌年も)残った方がよかったかもしれない。しかしあの時の状況により、ああする必要があった」とトスト。


「だがレッドブルはタイトルを争うチームであることを忘れてはならない」
「タイトルを争う状況では、当然のことながら経験が必要になる」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 1:30〜2:30
予選 5:00〜
6/10(月) 決勝 3:00〜


ドライバーズランキング

※モナコGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン169
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス113
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ71
7位ジョージ・ラッセル54
8位ルイス・ハミルトン42
9位フェルナンド・アロンソ33
10位角田裕毅19

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング276
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム184
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム96
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム44
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム24
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位ウイリアムズ・レーシング2
9位BWTアルピーヌF1チーム2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP