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マクラーレン「衝撃の日、我々にも明るい要素はない」/ブラジルGP土曜

2015年11月15日

 2015年F1ブラジルGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはトラブルによりタイムを記録することができず、ジェンソン・バトンは17位だった。

■マクラーレン・ホンダ
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
 昨夜パリで起きた残虐行為によって受けた大きなショックがいまだ収まらず、今日はF1はさほど重要ではないと感じる。そんな一日、我々マクラーレン・ホンダも喜べるような要素ををほとんど示すことができなかった。

 Q1でフェルナンドのマシンはラップタイムを記録することさえできずにストップした。問題を引き起こしたパワーユニットの異常についてはデータを含め今も調査中だ。

 ジェンソンの方はさほど問題に見舞われることなく走行し、昨日に比べてマシンバランスが向上したと評価していた。だが単純に、17位より上に行けるだけのマシンパフォーマンスがなかった。

 ショックではあるが、意気消沈はしていない。なぜ落胆していないのか。それは我々のチームスピリットが素晴らしく、非情に堅固であり、非情に力強いからだ。

 チームのメンバーはこれ以上は不可能であるほど懸命に働いている。2週間ごとに彼らを率いて戦いに挑むのは光栄なことだ。覚えておいてほしい。我々はいつかはこの戦いに勝つ。

 ここで改めて、愛の街と広く呼ばれる場所で無分別な暴力の被害に直接遭われた母国フランスの方々に、お悔やみとお見舞いの言葉を送りたい。

 繰り返しになるが、これに比べれば今日のような日にはF1はさほど重要ではない。




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