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今宮純によるロシアGPドライバー採点&短評

2015年10月13日

 今宮純氏が独自の視点でドライバーを採点。F1第15戦ロシアGPの週末を通して、20人のドライバーから「ベスト・イレブン」を選出。レース結果だけにとらわれず、3日間コース上のプレーを重視して採点する。(最高点は星5つ☆☆☆☆☆)

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☆ キミ・ライコネン
 53周目の4コーナー、確かにインサイドは空いていた。36周目に、ここでボッタスを抜いたものの、次のコーナー立ち上がり加速で抜き返されていたライコネン。最後の勝負。空いているから飛び込んだと言うが滑ってタイヤもロック、当たってしまった。最近スチュワードの判例は、接触事故によって失ったものが大きいほうが「無罪」とされる。ゆえにペナルティ、受け入れるしかないだろう。ただ言えるのは、あの場面で勝負にいかなくては真のレーサーではない。

☆ バルテリ・ボッタス
 言動も行動も、ややおとなしめのボッタスが怒るのも無理はない。彼にすれば、いきなりライコネンに襲われて、粘っていたレースを破壊されたのだから。接触事故は両者の見解が異なるから起きる。この一件から何を感じ取ったか、勝負にこだわる意識が今後の彼を、もっと強くする──。

☆☆ カルロス・サインツJr.
 土曜に起きた大事故では頑丈なテックプロ・バリア(衝撃吸収材)が彼のマシンにのしかかり、それが心配だった。13コーナーへの進入速度は高く、エスケープゾーンは狭い。メディカルチェックを受けて出走を認められたレース中、体調の変化があったと言う。一時は7番手を走行するも、事故現場でブレーキ破損の末にスピン。父譲りの勇敢さを讃えたい。後遺症など残らぬよう、十分に休養を。

☆☆ ダニール・クビアト
 52周目に記録した自己ベスト、決勝中6番手のタイムは予選アタックラップと2.158秒しか違わない。繰り上がって5位の入賞レースを最後まで全力でつらぬき、愛国心の強いロシアのF1人気を、また高めた。





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