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GP直送:マクラーレン、あの新型ノーズ採用の理由

2015年6月25日

 オーストリアGPで、マクラーレンがアロンソのマシンに投入したショートノーズ。しかし、それはランキングトップを独走するメルセデス型ではなく、ウイリアムズやレッドブルなど多くのチームが採用している先端にレギュレーションをクリアするための突起がついたタイプだった。マクラーレン・ホンダは、なぜメルセデス型を採用しなかったのだろうか。

 オーストリアGPには昨年秋からマクラーレンへ加入したチーフエンジニア、ピーター・プロドロモウ(写真2枚目)の姿があった。メルセデス型を採用しなかった理由を問うと、プロドロモウは次のように説明した。

「もちろん我々も突起物がないメルセデスに似たタイプのデザインも考慮した。しかしF1マシンの空力というのは、ひとつのパーツではなく、マシン全体のパッケージとして機能している。したがって、もしノーズをメルセデス型にしようと思ったら、マシンの空力コンセプトそのものを変えなくてはいけない。メルセデスは昨年からショートノーズを採用しており、今年は、その進化系。空力のコンセプトを維持したまま、さらにノーズを最適化させることができた。これに対して、我々は一度ロングノーズでマシン全体をパッケージングし、それからショートにしたので、いきなりメルセデス型まで進化させることは難しかった。今回はノーズを変えただけでなく、フロアとディフューザーも変更した。大切なのはノーズの形そのものではなく、マシン全体のパッケージングなんだ」





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