F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダ製パワーユニットRA615Hのレイアウト解説

2015年4月29日

 マクラーレン・ホンダMP4-30が発表される前の数カ月間、新しいホンダのパワーユニット『RA615H』に関して非常に多くの推測がなされた。

 開幕前のテストでまともに走れなかったマクラーレンは序盤のフライアウェイでライバルに追いつくことに必死で、これまではトラブル続きのスタートとなっている。

 こうした信頼性に関する多くの問題は、ホンダが未だ実証されていない新たなテクノロジーを取り入れることでエンジンメーカーのライバルを出し抜こうとした結果で、シーズン中の開発制限が設けられている2015年のパワーユニットを改良の難しい状態でスタートしたくなかったからだと考えられる。

 また彼らには、今年のマクラーレンがアグレッシブな空力コンセプトを採用してきたことで、チームの“サイズゼロ”の要素をパッケージングするためのプレッシャーもあったのだろう。

 バーレーンGPの週末、ジェンソン・バトン車に起きていた問題によって、はじめて彼らのパワーユニットRA615Hの全貌が明らかになった。そこでは、ホンダがいかに急進的な方法でパッケージを最小限にするべく踏み込んでいたのかが判明、そのレイアウトを英AUTOSPORTが解説している。

 それによれば、ホンダは、昨年からターボチャージャーの分割手法(スプリット・ターボ方式:コンプレッサーをエンジン前部、タービンを後部に引き離して配置)を採用しているメルセデスとはまた異なる方法でターボを分割しているという。

 まず、ターボチャージャーはエンジンの狭い“Vバンク”内に、MGU-Hに沿って置き、分割したコンプレッサーを前方の同スペース(Vバンク内)に配置。このレイアウトは、通常のコンプレッサーに代えて新たに独自開発した“軸流コンプレッサー”を採用することで実現しているという。





レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号