メカアップデート:速さが戻ったロータスの空力
2015年3月20日
2014年はルノーのパワーユニットの信頼性にも足を引っ張られて、空力の開発が大きく遅れてしまったロータス。メルセデスに変更した今季、空力開発が順調に進んでいることは、テストでは使用していなかったパーツが開幕戦オーストラリアGPに準備され、レースでも使われていたことでもわかる。
ロータスが投入した新アイテムは、エキゾーストパイプの後方に取り付けられた小型のウイングレット、いわゆる「モンキーシート・ウイング」である(写真:赤い矢印の部分)。このタイプのウイングは、すでに多くのチームが採用しているが、ロータスは2層構造のタブルデッカー型。しかも下側のウイングと上側のウイングで形状が異なるユニークな仕様となっている。
ロータスは開幕戦で、いきなり2台そろって予選Q3へ進出。昨年は一度も2台ともはQ3に進出できなかったロータスにとって、2013年アメリカGP以来、21戦ぶりのことだった。
だが、レースではスタート直後にパストール・マルドナドはクラッシュに見舞われ、ロメイン・グロージャンも1周目にパワーユニットのトラブルでリタイア。2015年ロータスの真価を確認するのは、次戦マレーシアGP以降となる。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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