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【今宮純】前半戦ドライバー採点&短評その1

2014年8月12日

 今シーズンの前半戦のドライバー22人を、今宮純氏がコースサイド、パドックでの独自の視点で評価。2回に分けてお届けします。第1回目は、22人のうちのワースト11人を選出。最低評価が★★★★★5つになります。
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キミ・ライコネン
 もう遠い昔の話になるかもしれないが、今年最初の1月へレス合同テストのトップはライコネンだった。アロンソは帰ってきたキミにタイムで負けた(それが危機感を感じさせたのかもしれない)。が、開幕後レース戦績でキミは全敗、冬の話題だったチームメイト対決は一方的な結果に。何が狂っていったのか。硬めPタイヤのフロントグリップとF14 Tリヤブレーキの感触、繊細な彼はこの二点に悩み続けた。

セバスチャン・ベッテル
 コーナー出口でいつも滑ってる4冠王ベッテル。アクセルオンへの移行で、動きがリカルドと違うのに春からびっくり。“ニューウェイ・ダウンフォースマジック"をフル活用してきた彼にとって、低速コーナーで踏めば踏むほどグリップした今までとは状況が一変。オフブローなし、14年新規定にやられた最大の被害者(?)

★★

ロメイン・グロージャン
「E22ダメじゃん!」と無線で悲痛な声。それを母親のように優しく受けとめる小松礼雄エンジニアは「ソーリー」と。短気な癖をもう少し直せばナチュラルな速さを秘めているだけに、もう一皮むけるのに……。

ジャン・リュック・ベルニュ
 ある意味、同じフランスのグロージャンとは正反対の“レース性格"かも。低中速コーナーでクイックに反応できるスキルは〇、でも猪突猛進タイプではなくてナイーブ。ウエット路面になるとそれが活きるが。

★★★

フェリペ・マッサ
 今年ウイリアムズに加入して最初のいい仕事が合同テストを1位で締めくくったこと。「マッサを見習え!」、ボッタスはピットストップ停止位置の正確さなどを指摘された。ところが実戦ではいきなり接触アクシデントばかり、単独走ならタイムを刻めるのに密集情況で“視野が狭くなる"マッサにチームもちょっと……。

パストール・マルドナド
 熱い心意気はベネズエラ人そのもの。ペナルティ審議対象プレーが多く、いつも悪い方になってしまう。優勝経験から何か変わったかといえば、変化がないのがとても珍しい。

ケビン・マグヌッセン
 初戦デビュー2位がかえって重荷になったのではないか。テクニカルフードバックでバトンを見習い、難しいMP4/29で学習し直す前半戦だった。それ以上、特になし。





レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

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