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GP2:イギリス決勝1「どのコースよりも大変」伊沢
2014年7月6日
GP2
F1の予選が雨によって翻弄された40分後、GP2のレース1がスタートを迎えた。空からは太陽の光も降り注ぎ、路面は完全に乾ききってドライコンディションのレースとなった。
高速のターン1〜2では大きな混乱は見られず、ポールシッターのラファエレ・マルチェロが好加速で後続を大きく引き離してホールショットを奪った。選手権リーダーのジョリオン・パーマーは2番グリッドからスタートしたものの、実質的な最初のコーナーであるターン3でややはみ出してミッチ・エバンスに2位を奪われた。その後ろにはフェリペ・ナセル、ストフェル・バンドールン、ステファノ・コレッティらが好スタートを決めて続く。
下位勢では逆転を狙ってソフトタイヤを履いてスタートしたマシンも少なくなかったが、雨でグリーンになった路面で左フロントの摩耗は予想以上に速く進み、僅か数ラップで大きくペースを落とし始める。しかし規定により5周目までは義務のタイヤ交換が許されないため、伊沢拓也やアルトゥール・ピックらは我慢の走りを強いられながら6周目から続々とピットに向かう。首位に立ったマルチェロもソフトタイヤを履いており、10周目まで粘ったものの耐えきれずにピットインして後続集団に飲み込まれてしまった。さらにピットアウト直後にメカニカルトラブルに見舞われてリタイアを余儀なくされた。
代わって首位に立ったパーマーは2位エバンスを従えて走り、19周目にピットイン。4位バンドールンも同じ周にピットに向かった。これを見て翌20周目に2位エバンスと3位ナセルがピットインし、それぞれがピット出口でポジション争いを演じる。
F1の予選が雨によって翻弄された40分後、GP2のレース1がスタートを迎えた。空からは太陽の光も降り注ぎ、路面は完全に乾ききってドライコンディションのレースとなった。
高速のターン1〜2では大きな混乱は見られず、ポールシッターのラファエレ・マルチェロが好加速で後続を大きく引き離してホールショットを奪った。選手権リーダーのジョリオン・パーマーは2番グリッドからスタートしたものの、実質的な最初のコーナーであるターン3でややはみ出してミッチ・エバンスに2位を奪われた。その後ろにはフェリペ・ナセル、ストフェル・バンドールン、ステファノ・コレッティらが好スタートを決めて続く。
下位勢では逆転を狙ってソフトタイヤを履いてスタートしたマシンも少なくなかったが、雨でグリーンになった路面で左フロントの摩耗は予想以上に速く進み、僅か数ラップで大きくペースを落とし始める。しかし規定により5周目までは義務のタイヤ交換が許されないため、伊沢拓也やアルトゥール・ピックらは我慢の走りを強いられながら6周目から続々とピットに向かう。首位に立ったマルチェロもソフトタイヤを履いており、10周目まで粘ったものの耐えきれずにピットインして後続集団に飲み込まれてしまった。さらにピットアウト直後にメカニカルトラブルに見舞われてリタイアを余儀なくされた。
代わって首位に立ったパーマーは2位エバンスを従えて走り、19周目にピットイン。4位バンドールンも同じ周にピットに向かった。これを見て翌20周目に2位エバンスと3位ナセルがピットインし、それぞれがピット出口でポジション争いを演じる。
素早くピットストップを終えたエバンスはパーマーの前でコースに戻る。アウトラップでまだタイヤが温まっていないエバンスはターン6でアウト側に並ばれたもののパーマーがタイヤをロックさせてややワイド。さらにエバンスはターン7〜8でもインを閉め、パーマーはアウト側でサイドバイサイドになるが縁石の外まではみ出してしまい、エバンスが首位を守りきった。
一方、ナセルはピットストップが遅く後退し、バンドールンが18周目にピットインしていたコレッティを抑えて3位に浮上した。
首位に立ったエバンスはその後ファステストラップを刻む快走を見せてパーマーを引き離し、そのままチェッカー。GP2参戦2年目にして自身初優勝を飾った。最終ラップにはジュリアン・レアルがストウでアウト側に並んでオーバーテイクを仕掛けたものの両者はサイドバイサイドで接触し、コレッティのフロントアッパーフラップが飛んだ。続くクラブでも激しいサイドバイサイドでやり合ったが、レース後にレアルにはペナルティが課せられて4位コレッティ、5位レアルという裁定となった。
伊沢は得意のスタートで24番グリッドから20番手までポジションを上げ、6周目にピットストップを終えた後は安定したペースで走行して後続を引き離し、16位でフィニッシュ。
「スタートはいつも通り良くて、1コーナーでは実際には20位よりも前に行っていたくらいだったんですが、その後の1周目の混乱の中でいくつか抜かれて20位でした。ミディアムタイヤはあっという間にタレちゃいましたけど、ハードタイヤに換えてからはまずまず良いペースで走れたと思います。レースのペースだけを見れば悪くなかったんです。でも、あのポジションからのスタートではこの結果が限界だと思います」
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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