マルシャとケータハム、ランキング10位の重要性
2014年5月29日
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マルシャが2014年モナコGPでポイントを獲得し、コンストラクターズランキング9位に浮上した。このままの順位でシーズンを終えることができれば、マルシャは多額のプライズマネーを得ることができる。
モナコGPでジュール・ビアンキが9位に入り、マルシャは初入賞を達成、2ポイントを獲得した。現在、ザウバーとケータハムがノーポイントであるため、マルシャは第6戦終了時点でランキング9位に浮上した。
F1プライズマネーのシステムは複雑で、単に1シーズンの結果のみで決まるわけではない。
プライズマネーは、その年にトップ10に入ったチームに与えられる賞金、3年間の中で2年においてトップ10に入ったチームに与えられる賞金、そのどちらにも含まれないチームに与えられる賞金に分けられる。
マルシャがこのまま9位を維持すれば約5、000万ドル(約51億円)が支払われる見込みだ(英AUTOSPORT調べ)。
しかし当然、最終戦を終えるまでは結果は分からない。2012年にはマルシャは最終戦前に10位に位置していたが、シーズン最後のレースでケータハムに敗れ、11位に落ちた。
マルシャのスポーティングディレクター、グレーム・ロードンは、モナコの結果を喜びながらも、慎重な姿勢を示している。
「結局重要なのは最終戦でチェッカーフラッグが振られた時にどの位置にいるかだ」とロードン。
「2012年のブラジルの経験から、(シーズン)最後のラップですべてが変わってしまう可能性があることを知っている」
「そういった意味で、何の保証もないわけだ。ただ今回の結果が役立つことは確かだ。自分たちが前進していることが分かって、ただただ嬉しい。それこそ重要なことだからね」
一方、マルシャのライバル、ケータハムは、現在のまま11位で終わる場合、3年間の中で2年トップ10に入ったグループから外れることになり、約1、000万ドル(約10億円)しか与えられないため、今年コンストラクターズ選手権トップ10に入ることが財政面で非常に重要になる。
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※イギリスGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 255 |
2位 | ランド・ノリス | 171 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 146 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 124 |
6位 | セルジオ・ペレス | 118 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 110 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 45 |
10位 | ランス・ストロール | 23 |
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※イギリスGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 373 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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