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GP2決勝2:伊沢「スタートの失敗がすべてでした」
2014年4月7日
バーレーンで開催されたGP2開幕戦、リバースグリッドで行われるレース2で、3番グリッドの伊沢拓也はスタートの失敗が響いて12位、佐藤公哉は24番グリッドスタートから5つ順位を上げて19位でレースを終えた。6番グリッドからスタートしたジョリオン・パーマーが優勝を飾った。
「スタートの失敗がすべてでした」
伊沢拓也は3番グリッドの好位置ながら、動き出しは良さそうに見えたが、そこから加速が弱く、後続に抜かれていった。それでも6〜7番手で1コーナーに入ったが、位置取りがよくなく、コースの真ん中でインにもアウトにも道が拓けず、そこからの立ち上がりでズルズルと順位を下げた。
上位陣もPPのフェリペ・ナスールが遅れ、2番グリッドのシモン・トルーマーがトップを奪い、6番グリッドのパーマー、7番グリッドのジュリアン・リールが続く。中盤以降では2台がストールするなど、このGP2のスタートの難しさを象徴する順位変動の目まぐるしいオープニングとなった。
トップはその後、2番手のパーマーが2周目にナスールを交わしてトップに。そのまま、上位3台は1秒以内の等間隔で周回を重ねた。
伊沢は13番手でオープニングラップを終え、6周目にはT8の右ヘアピンでリオ・ハリアントのインを突いて12番手に順位を上げる。
さらに伊沢は11番手のコナー・デイリーを抜きにかかり、オーバーテイクに成功するも、2台の争いを後方で見ていたアルテム・マルケロフがデイリーとのバトルで速度を落とした伊沢をオーバーテイクし、伊沢は再び12番手に。そこから中盤はどのドライバーもタイヤの摩耗を気にして淡々と周回を重ねる展開に。
残り5周を切った終盤、タイヤを労った各車がラストスパートをかけ始める。特に順位が動いたのが5~9位争い。5台が目まぐるしく順位を変え、ストレートでスリップ合戦を見せ、4ワイド状態で1コーナーに突入するなど、バトルの応酬となった。
その中でもトップ4台は淡々と周回。伊沢も前のマシンに1秒以内に追いつくも、ストレートでスリップに入ることができずに、オーバーテイクまでには至らず12番手のままチェッカー。
優勝は2周目から順位が変わらず、トップを守ったパーマーが今季初優勝。2位トルマー、3位にリール。伊沢のチームメイトで開幕戦優勝を飾ったストフェル・バンドルネは伊沢と同じくスタートで出遅れ、伊沢の後ろでオープニングラップを終えた後、他車と接触し、22位でレース2を終えた。
24番手スタートの佐藤公哉は安定して周回を重ねて、とりあえず最初の目標であったレースフィニッシュを成し遂げたが、「レース中のタイヤに関してはマネジメントできたと思うんですけど、その後、何もできなかった。悔しいです。やはり予選で前に行っておかないと上には上がれない」と、とりあえずの完走にも笑顔はなかった。
一方の伊沢も「国内のレースと別にそんなに違いはないと思いますけど、タイヤが違うのが大きい。やれるなと思っていた以上にやれた部分と、もっと頑張らなきゃいけないなと思う部分の課題がくっきりと出たというのが正直な印象」とこの開幕2戦を振り返った。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |