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ベッテル満点、「大失態」の若手最低点:Rd13評価
2013年9月29日
LAT
英AUTOSPORTが2013年シンガポールGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価、週末を通して圧倒的な強さを発揮したセバスチャン・ベッテルに10点が与えられた。
英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、今回、10点ひとり、9点3人という評価を行った。
ベッテルはシンガポールGPでポール・トゥ・フィニッシュを飾り、全ラップをリード、ファステストラップを記録する完勝を成し遂げた。
「圧倒的に強かった。レッドブルのマシンの力以上の強さだった。ベッテルは必要な時にはバリアぎりぎりのところを自信を持って走ることができ、Q3ではバンカーラップでポールポジションを獲得した。決勝では“難局”に見事に対処して走った。スタート直後の1コーナーではロズベルグから冷静にリードを取り返し、後方を置き去りにし、後のリスタート時にも他の全員を退け、精神とマシンを完璧に制御して走った」
9点が与えられたのは、フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネン、ロメイン・グロージャンだった。
アロンソは7番グリッドから2位でフィニッシュした。
「予選でマッサのタイムに及ばなかったため、満点10点はつけなかった。しかし決勝では彼はいつもの素晴らしい走りを見せた。スタートを成功させ、ターン1にアウト側からアプローチしてさらに順位を上げ、いきなり表彰台圏内のポジションに浮上した。この見事なドライビングによってチャンスを手に入れた。よい戦略とミディアムで走った素晴らしい最終スティントにより、フェラーリより強力なマシンを倒して2位を手に入れた」
ライコネンは背中の痛みに苦しみ、予選では13位どまりだったが、決勝で3位を獲得した。
「(背中の痛みにより)予選欠場の可能性すらあり、思うような速さを発揮できなかったが、レースでのパフォーマンスは完璧で、他のほとんどのドライバーなら苦労しただろう、下位のグリッドから表彰台を獲得してみせた」
グロージャンは3番グリッドから好結果を期待できるポジションを走行していたが、マシントラブルによりリタイアを喫した。
「グロージャンは本来なら3位に入れた可能性があったが、トラブルのためリタイアせざるを得なかった。しかし彼のパフォーマンスは非常に素晴らしかった。速く、安定していて、スタート直後の混乱の中でも落ち着いていた。グロージャンのF1キャリアの中で最も素晴らしい週末のひとつだった」
今回最低点の4点が与えられたのは、クラッシュを喫したダニエル・リカルドだった。
「彼の偉いところは、クラッシュの言い訳をしなかったところだ。しかし公平に見て、めったにないような大きなミスだったと言わざるを得ない」
「Q3に進出したが、決勝でのスタートはよくなく、ポジションを5つ落とした。基本的なペースがよかったのは救いだが、全体的にパフォーマンスは期待外れでありクラッシュを喫したことで、評価が下がった」
英AUTOSPORTが2013年シンガポールGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価、週末を通して圧倒的な強さを発揮したセバスチャン・ベッテルに10点が与えられた。
英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、今回、10点ひとり、9点3人という評価を行った。
ベッテルはシンガポールGPでポール・トゥ・フィニッシュを飾り、全ラップをリード、ファステストラップを記録する完勝を成し遂げた。
「圧倒的に強かった。レッドブルのマシンの力以上の強さだった。ベッテルは必要な時にはバリアぎりぎりのところを自信を持って走ることができ、Q3ではバンカーラップでポールポジションを獲得した。決勝では“難局”に見事に対処して走った。スタート直後の1コーナーではロズベルグから冷静にリードを取り返し、後方を置き去りにし、後のリスタート時にも他の全員を退け、精神とマシンを完璧に制御して走った」
9点が与えられたのは、フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネン、ロメイン・グロージャンだった。
アロンソは7番グリッドから2位でフィニッシュした。
「予選でマッサのタイムに及ばなかったため、満点10点はつけなかった。しかし決勝では彼はいつもの素晴らしい走りを見せた。スタートを成功させ、ターン1にアウト側からアプローチしてさらに順位を上げ、いきなり表彰台圏内のポジションに浮上した。この見事なドライビングによってチャンスを手に入れた。よい戦略とミディアムで走った素晴らしい最終スティントにより、フェラーリより強力なマシンを倒して2位を手に入れた」
ライコネンは背中の痛みに苦しみ、予選では13位どまりだったが、決勝で3位を獲得した。
「(背中の痛みにより)予選欠場の可能性すらあり、思うような速さを発揮できなかったが、レースでのパフォーマンスは完璧で、他のほとんどのドライバーなら苦労しただろう、下位のグリッドから表彰台を獲得してみせた」
グロージャンは3番グリッドから好結果を期待できるポジションを走行していたが、マシントラブルによりリタイアを喫した。
「グロージャンは本来なら3位に入れた可能性があったが、トラブルのためリタイアせざるを得なかった。しかし彼のパフォーマンスは非常に素晴らしかった。速く、安定していて、スタート直後の混乱の中でも落ち着いていた。グロージャンのF1キャリアの中で最も素晴らしい週末のひとつだった」
今回最低点の4点が与えられたのは、クラッシュを喫したダニエル・リカルドだった。
「彼の偉いところは、クラッシュの言い訳をしなかったところだ。しかし公平に見て、めったにないような大きなミスだったと言わざるを得ない」
「Q3に進出したが、決勝でのスタートはよくなく、ポジションを5つ落とした。基本的なペースがよかったのは救いだが、全体的にパフォーマンスは期待外れでありクラッシュを喫したことで、評価が下がった」
各ドライバーの点数は以下のとおり(10点満点)。
●レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル:10点
マーク・ウエーバー:6点
●フェラーリ
フェルナンド・アロンソ:9点
フェリペ・マッサ:8点
●マクラーレン
ジェンソン・バトン:8点
セルジオ・ペレス:7点
●ロータス
キミ・ライコネン:9点
ロメイン・グロージャン:9点
●メルセデス
ニコ・ロズベルグ:8点
ルイス・ハミルトン:7点
●ザウバー
ニコ・ヒュルケンベルグ:8点
エステバン・グティエレス:8点
●フォース・インディア
ポール・ディ・レスタ:5点
エイドリアン・スーティル:7点
●ウイリアムズ
パストール・マルドナド:8点
バルテッリ・ボッタス:8点
●トロロッソ
ジャン−エリック・ベルニュ:6点
ダニエル・リカルド:4点
●ケータハム
シャルル・ピック:6点
ギド・バン・デル・ガルデ:7点
●マルシャ
ジュール・ビアンキ:7点
マックス・チルトン:7点
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |