最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
終盤トラブルの不安もベッテル完勝。アロンソ2位
2013年9月8日
Sutton
2013年F1第12イタリアGPの決勝は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインで今季6勝目を挙げた。
今年の欧州ラウンド最終戦となるイタリアGPは、フェラーリファンのティフォシが集うF1屈指の高速サーキット、モンツァが舞台。迎えた決勝は、レースの1時間前にパラパラと細かい雨が落ちたものの、終始ドライコンディションで行われた。
レースは、グリッド4、5番手に並んだフェラーリ2台が好スタートをみせ、フェリペ・マッサが2番手、フェルナンド・アロンソも4番手へ浮上すると、さらに3周目にはマーク・ウエーバーを攻略し、フェラーリ2台が幸先良く2、3番手を形成。ベッテル追撃への態勢を整えたかに見えた。
しかし、スタンドを埋めたティフォシの熱狂はこれが最初で最後となる。ポールポジションから無難なスタートを決めたベッテルが、序盤からフェラーリ以下を置き去りにするペースを披露、10周目には、ポジションの入れ替えで2番手に浮上していたライバルのアロンソに5秒のギャップを築いた。
勢いにのるベッテルとレッドブルは、フェラーリに追い打ちをかけるように最初のピットインでベッテルと4番手ウエーバーがダブルストップを決めると、ウエーバーがマッサをアンダーカット。さらに上位勢で最後にピットインしたアロンソのすぐ後ろに迫り、中盤以降はアロンソをプッシュし続けた。
先頭を走るベッテルはアロンソに最大12秒ものギャップを築いてその後もレースをリード。ただ、レッドブルは終盤にウエーバー、ベッテルとショートシフトを繰り返し指示。特にウエーバーは低速ギヤの不調がドライビングに影響を与える状態にまで陥る。しかし、彼らはショートシフトでタイムを削りながらも着々と周回を重ね、結局53周を走破。ベッテルはアロンソを従え今季6度目のトップチェッカーを受け、チャンピオンシップでもアロンソに決定的なリード(53ポイント差)を築いた。
3位はウエーバーで4位がマッサ。予選3番手のニコ・ヒュルケンベルグは、スタートこそフェラーリの先行を許したものの、快調なペースで5番手を走行。最後も追いすがるニコ・ロズベルグを振り切って今季自己ベストの5位でフィニッシュした。
一方、ハードタイヤでのスタートを選択した11番手のキミ・ライコネンと12番手のルイス・ハミルトンはそれぞれアクシデントに見舞われ、上位進出はならず。ライコネンはスタート直後の1コーナーでセルジオ・ペレスと接触し、フロントウイングを破損。緊急ピットインで最後尾からの追い上げとなったライコネンは、何度もファステストラップをマークするも、余分なピットインが響き11位に。ハミルトンもスローパンクチャーが影響し、9位が精一杯だった。
LAT
2013年F1第12イタリアGPの決勝は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインで今季6勝目を挙げた。
今年の欧州ラウンド最終戦となるイタリアGPは、フェラーリファンのティフォシが集うF1屈指の高速サーキット、モンツァが舞台。迎えた決勝は、レースの1時間前にパラパラと細かい雨が落ちたものの、終始ドライコンディションで行われた。
レースは、グリッド4、5番手に並んだフェラーリ2台が好スタートをみせ、フェリペ・マッサが2番手、フェルナンド・アロンソも4番手へ浮上すると、さらに3周目にはマーク・ウエーバーを攻略し、フェラーリ2台が幸先良く2、3番手を形成。ベッテル追撃への態勢を整えたかに見えた。
しかし、スタンドを埋めたティフォシの熱狂はこれが最初で最後となる。ポールポジションから無難なスタートを決めたベッテルが、序盤からフェラーリ以下を置き去りにするペースを披露、10周目には、ポジションの入れ替えで2番手に浮上していたライバルのアロンソに5秒のギャップを築いた。
勢いにのるベッテルとレッドブルは、フェラーリに追い打ちをかけるように最初のピットインでベッテルと4番手ウエーバーがダブルストップを決めると、ウエーバーがマッサをアンダーカット。さらに上位勢で最後にピットインしたアロンソのすぐ後ろに迫り、中盤以降はアロンソをプッシュし続けた。
先頭を走るベッテルはアロンソに最大12秒ものギャップを築いてその後もレースをリード。ただ、レッドブルは終盤にウエーバー、ベッテルとショートシフトを繰り返し指示。特にウエーバーは低速ギヤの不調がドライビングに影響を与える状態にまで陥る。しかし、彼らはショートシフトでタイムを削りながらも着々と周回を重ね、結局53周を走破。ベッテルはアロンソを従え今季6度目のトップチェッカーを受け、チャンピオンシップでもアロンソに決定的なリード(53ポイント差)を築いた。
3位はウエーバーで4位がマッサ。予選3番手のニコ・ヒュルケンベルグは、スタートこそフェラーリの先行を許したものの、快調なペースで5番手を走行。最後も追いすがるニコ・ロズベルグを振り切って今季自己ベストの5位でフィニッシュした。
一方、ハードタイヤでのスタートを選択した11番手のキミ・ライコネンと12番手のルイス・ハミルトンはそれぞれアクシデントに見舞われ、上位進出はならず。ライコネンはスタート直後の1コーナーでセルジオ・ペレスと接触し、フロントウイングを破損。緊急ピットインで最後尾からの追い上げとなったライコネンは、何度もファステストラップをマークするも、余分なピットインが響き11位に。ハミルトンもスローパンクチャーが影響し、9位が精一杯だった。
LAT
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |