2013年F1イギリスGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは9位、フェリペ・マッサは11位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 予選=9位
今週末はさまざまな問題に苦しんでいる。マシンバランス、ドライバビリティ、パフォーマンスといったいろいろな問題を抱え、それを解決できずにいるんだ。今回は今シーズンで最悪の土曜日だといえるだろう。ここまで悪いポジションだったことはないからね。できるだけ早く対応して、シーズン序盤の状態に戻らなければならない。
ここではもっといいパフォーマンスを期待していた。ここは他よりも僕らのマシンの特性に合ったコースだからだ。
Q3ではタイヤ選択に少し迷った。最初はハードで行った。今朝のフリープラクティスとQ1ではハードがよく機能したからね。その後ミディアムに換え、うまくいかなければピットに戻ることも考えていたが、そのラップを走り切ることにした。でも結局ライバルたちの方が速かった。
明日も僕らは引き続き頑張っていかなければならない。決勝が苦しい戦いになろうとも、レース中に物事が変わり得ることはよく知っている。うまく順位を上げて、できるだけたくさんのポイントを持ち帰りたい。
物事がうまくいっているときに興奮しすぎてはならないが、それと同様に、物事がうまくいっていない今、これまで以上に冷静さを保たなければならない。
できるだけ多くのポイントを獲得することを目指す。それが現実的な目標だ。悲しい目標だけど。ここまでパフォーマンスはよくないが、明日は今日よりよくなるかもしれない。
フェリペ・マッサ 予選=11位
ものすごく難しい一日だった。マシンは期待していたような状態でなく、新品タイヤを履いてもグリップがなかった。他のマシンと比べて、僕らは1周をうまくまとめるのが難しかった。
昨日コースアウトして走行時間を失い、今朝はエンジンを交換するために中断した。それによって走行の貴重な機会を失い、予選でQ3に進むのに必要なコンマ数秒を削れなかった。
今は明日のことを考えなければならない。レースは別物だし、気温が高い中、燃料をたっぷり積んで走れば、状況が僕らにとっていい方に進むかもしれない。クルマの競争力が上がれば、オーバーテイクをして、いいリザルトを目指して戦うことができる。