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F1、選手権11位以下へのプライズマネーを廃止

2013年4月30日

Sutton

 F1商業面のボス、バーニー・エクレストンは、今季末以降はランキング10位までのチームにしかプライズマネーを支払わないと発言した。過去3年は11位以下のチームも支払いを受けていた。

 過去にはF1プライズマネーはトップ10に分配されていたが、2010年に新規3チームが参戦し、エントリーが12チームに拡大したのに伴い、元FIA会長マックス・モズレーが、11位以下のチームにも1、000万ドルを支払うことを決め、昨年までの3年間、そのシステムが維持されてきた。

 しかし、The Daily Telegraphの報道としてSky Sportが伝えたところによると、エクレストンが、プライズマネーは今年末以降はトップ10のチームにのみ支払うと宣言したということだ。

 昨年末でHRTが解散し、今季F1には11チームが参戦している。昨年最終戦で11位に落ちたマルシャは、今もエクレストンと2013年の商業上の契約を結んでいない。

「彼らはトップ10に入れなかったため、商業契約を結んでいない」とエクレストンはThe Daily Telegraphに対してコメントしている。
「我々はトップ10のチームに支払う。過去3年にはマックスとの契約があったため、異なる形をとってきたが、今後はトップ10に支払う」

 昨年末、エクレストンは、F1参戦チーム数は10チームが理想であるとコメントしている。
「10チームの方がやりやすい。プロモーターに関しても、輸送に関してもね。フェラーリさえ参戦してくれれば、10チームの方がいい」

 今季、ケータハムとマルシャがランキング10位の座を争うことになるものと見られ、最下位11位になるのを避けるため、2チームは激しく戦うことになりそうだ。




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