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ベッテル、アロンソに称賛、バトンに批判:Rd4評価

2013年4月27日

Sutton

 英AUTOSPORTが2013年バーレーンGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価した。優勝したセバスチャン・ベッテルには満点、困難な状況の中でポイントをつかんだフェルナンド・アロンソと惜しくも初表彰台を逃したポール・ディ・レスタには9点がそれぞれ与えられた。

 英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、満点10点をひとりに、9点をふたりに与えた。今回の最低点は、予選でチームメイトのダニエル・リカルドに約0.3秒の差をつけられ、決勝ではリタイアを喫したジャン−エリック・ベルニュの4点だった。

「ベッテルは最高級の勝利を挙げた。唯一完璧でなかった点を指摘するとすればそれは予選だ」とエド・ストローは2番グリッドから優勝を飾ったベッテルについて述べている。
「ベッテルには、必要なときに鋭い走りをし重要なオーバーテイクを成し遂げる能力がある。それを最初の3周にやってのけ、フェルナンド・アロンソとニコ・ロズベルグを追い抜いた。その後はレースをコントロールし、タイヤを管理し、完璧な結果を出した」

 5番グリッド(予選7番手)からスタートし、4位でフィニッシュしたディ・レスタには9点が与えられた。

「最初から2回ストップを目指して走り、この戦略を見事に成功させ、レースのほとんどをトップ3以上の位置で走った。しかし終盤、タイヤで有利なグロージャンに対して防御できなかった。だがこれ以上の仕事をして3位を守りきるのは難しかったのではないだろうか」

 8位フィニッシュのアロンソにも9点が与えられた。アロンソは3番グリッドからスタートし一時は2位を走行していたが、DRSトラブルにより2回のピットインを行って後退した。しかしその後、DRSを使用できない状態で何とか8番手まで順位を上げた。

「3戦中2戦、アロンソは、フェラーリのピットの判断ミスによって苦しめられることになった」
「ポールポジションにチャレンジできるだけの1周の速さはなかったが、決勝では2位という期待できる位置を走っていた。しかしその時、DRSのフラップが開いたまま閉じなくなった」
「彼は修理のためにピットに戻らなければならなくなった。その後、チームはDRSを使ってもいいと言ったが、トラブルが再度起きた」
「その後は(DRSが使えないため)オーバーテイクが難しく、トラフィックの中で走ることでひどいタイヤデグラデーションに苦労したにもかかわらず、彼は見事な挽回を見せた」

 チームメイト同士で激しいバトルをしたマクラーレン勢に関しては、ジェンソン・バトンは5点、セルジオ・ペレスは8点という評価だった。

「クレバーなバトンにしては珍しく、セルジオ・ペレスと大きな代償を伴うバトルを行った。(その時は)ペレスの方が速かったため、バトンはペレスを前に行かせるべきだった。(バトルによって)バトンはタイヤを使い過ぎ、4回ピットストップをしなければならず、10番手に落ちた」

「ペレスのレースパフォーマンスは非常に素晴らしかった。チームメイトに接触するという、やりすぎの部分が注目を集めたが、彼はチーム代表マーティン・ウィットマーシュから、もっと強硬な態度で戦えと言われており、そのとおりのことをしたのだ」
「バトンと異なり、バトルをしながらもタイヤを酷使することなく、マクラーレンでの自己ベストとなる6位を獲得した」


 各ドライバーの点数は以下のとおり(10点満点)。

レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル:10点
マーク・ウエーバー:6点
フェラーリ
フェルナンド・アロンソ:9点
フェリペ・マッサ:5点
マクラーレン
ジェンソン・バトン:5点
セルジオ・ペレス:8点
ロータス
キミ・ライコネン:8点
ロメイン・グロージャン:8点
メルセデス
ニコ・ロズベルグ:8点
ルイス・ハミルトン:8点
ザウバー
ニコ・ヒュルケンベルグ:6点
エステバン・グティエレス:5点
フォース・インディア
ポール・ディ・レスタ:9点
エイドエイアン・スーティル:7点
ウイリアムズ
パストール・マルドナド:7点
バルテッリ・ボッタス:6点
トロロッソ
ジャン−エリック・ベルニュ:4点
ダニエル・リカルド:6点
ケータハム
シャルル・ピック:8点
ギド・バン・デル・ガルデ:6点
マルシャ
ジュール・ビアンキ:7点
マックス・チルトン:7点




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