2012年F1ブラジルGPの日曜決勝で、ケータハムのビタリー・ペトロフは11位、ヘイキ・コバライネンは14位を獲得した。
■ケータハムF1チーム
ビタリー・ペトロフ 決勝=11位
信じられないようなレースだった。チーム全体にとってとてもいい結果だからすごく満足だ。今日みたいなコンディションで最高の仕事をしてくれたチーム全員に感謝したい。コンストラクターズランキング10位の獲得が皆にとってどれだけ大きな意味を持つのか、ガレージに戻ってきた時に分かって、すごく特別な気持ちになった。僕らはこの結果にふさわしい。1年を通して必死に働いてきたんだ。
今日のレースは今まで僕が走った中で一番過酷な部類に入る。同時にベストレースのひとつでもあるよ。すごくいいスタートを決めて、たくさんのクルマをオーバーテイクし、ターン4の問題を避け、その後はコンディションが変化し続けるなか、全力でプッシュし続けた。今日はピットストップに関して正しい判断ができた。僕のピットストップでは毎回彼らは完璧な仕事をしてくれたよ。54周目にインターに交換したことが今日いい結果を出せた要因だと思う。ピックとは最後の数周までいいバトルをして、ターン3の入り口で彼をとらえ、その後は彼を引き離していった。そこからはコースアウトせずに走り続けることが重要で、セーフティカーが出ると聞き、残り1周だと知った時は本当に最高の気分だった。
これから皆でお祝いできる。サーキットに来ているチーム、リーフィールドのファクトリーのスタッフ、チームのパートナー、テクニカルパートナーのルノー・スポールF1、そしてレッドブルテクノロジーといった全員で勝ち取った結果だよ。
ヘイキ・コバライネン 決勝=14位
チームのこの結果を喜んでいる。本当にきついレースの後、僕らはコンストラクターズ選手権10位の座を確保できたんだ。何が起こるか分からないようなレースで、チーム全員がいい仕事ができるかどうかにかかっていた。彼らのおかげで最後に今日のこの結果を出すことができた。僕自身のレースはとても面白かったよ。まあまあのスタートをして、オープニングラップのトラブルを避けた。でも2回目のピットストップで2台が入った時に僕の右リヤに問題があって大量に時間を失い、その後は前に追いつくことを目指して走った。最後のピットストップでは、雨の可能性に賭けてフルウエットタイヤを履いたけれど、最後の2周になるまでほとんどグリップしなかった。でも大事なのは最終結果だ。肝心な時にいい結果が出たね。