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アロンソ「車で劣っていてもチーム力で勝負できる」

2012年11月5日

 2012年F1アブダビGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位、フェリペ・マッサは7位を獲得した。

■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=2位
 今週末の展開には満足している。セバスチャン(・ベッテル)が最後尾スタートになり、ポイント差をもっと大幅に縮めるチャンスがあったのは事実だけれど、僕らのパフォーマンスとグリッドポジションからしてこのグランプリでポイントを失う可能性があったこともまた事実だ。

 以前にも言ったとおり、彼らの方が速いクルマを持っているけれど、チームとしては僕らの方が優れている。誰もがそれぞれの武器で戦っている。僕らは魔法の杖をひと振りして自分たちのクルマを全チームの中で最速のクルマにするようなことはできないだろう。でもチームとしての完璧さで彼らのパフォーマンスに立ち向かっていく。

 シミュレーションでは4位から6位のあたりだったが、実際には2位でフィニッシュできた。だから今回も完璧以上のレースといっていい。スタートからフィニッシュまで最大限の力を出し切って走った。予期せぬリタイアがたくさんあり、セーフティカー出動が2回あった。セーフティカー出動のタイミングは僕らにとって有利ではなかった。でもこういったことは僕らの力は及ばないことだ。ひたすら自分たちのレースに集中するしかなく、まさにそのとおりのことをした。

 次はオースティンだ。ここは誰にとっても初めてのサーキットだ。シミュレーターで試してみただけで、実際のコースはまた別物だろう。いい結果を出し、アメリカという重要な国でいいショーを披露したい。

 今夜僕は、グラスが半分空だと思うのではなく、半分満たされていると考えながら眠りにつくことだろう。自分たちが成し遂げてきたことに誇りを持たなければならない。コースでのメカニックの仕事、クルマを微調整しようとするエンジニアたちの仕事を誇りに思おう。

 今日はスタートからフィニッシュまでずっと戦い続けた。最初はマルドナド、次にジェンソン(・バトン)、最後にはキミ(・ライコネン)をつかまえようと攻めた。1周もリラックスする余裕はなかった。今年のベストレースかって? それはまだこれからだよ……。

フェリペ・マッサ 決勝=7位
 僕にとっては難しいレースだった。特に予想していた以上にソフトタイヤのデグラデーションがひどくて苦労した。金曜にはロングランはもっとずっとよさそうに思えたから、2日前と何が変わったのか、理解する必要がある。バランスに問題があった。高速コーナーではアンダーステア、低速コーナーではオーバーステアだった。

 ウエーバーとのアクシデントは決定的な出来事だった。あれによってレースの重要な時にたくさんのポジションを失ったんだ。彼はアウト側から抜こうとして、僕らは接触した。その後彼はシケインをカットし、復帰してコースを横切り、僕は彼と当たるのを避けようとしてスピンに追い込まれた。残念だよ。少なくとも小林よりは上でフィニッシュできたはずだからね。
 それでもコンストラクターズ選手権において重要なポイントを持ち帰れた。マクラーレンに対するリードを広げることができたからね。
 次のレースではフェルナンド(・アロンソ)がここで使っていたテクニカルアップデートを僕も使えるし、マシンパフォーマンスを向上させるため、さらに他のアップデートも導入されるものと期待している。
 でもコースの性格が勢力図を変える可能性があるのも確かだ。ここではレッドブルは当然として、マクラーレンとロータスもすごく強かった。でも別のサーキットでもそうだとは限らないよ。




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