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可夢偉、母国GPでF1表彰台。ベッテル独走V

2012年10月7日

Sutton

 2012年F1第15戦日本グランプリは7日、三重県の鈴鹿サーキットで53周の決勝レースが行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインで今季3勝目を挙げた。3番手スタートの小林可夢偉(ザウバー)は3位に入り、母国グランプリで悲願のF1初表彰台を手に入れた。チェッカー後、鈴鹿サーキットは大歓声に包まれ、表彰式では可夢偉コールが起こった。

 初日、2日目と昨年を上回る入場者数を記録し、可夢偉の3番グリッド獲得や週末に引退を表明したミハエル・シューマッハーのラストランなども重なり、多くのファンがスタンドを埋めた決勝日の鈴鹿。午後3時スタートの決勝は爽やかな秋晴れのもと、絶好のドライコンディションで行われた。

 レースは、スタート直後の1コーナーでフェルナンド・アロンソがキミ・ライコネンと絡んで0周リタイア、2番手スタートのマーク・ウエーバーもロメイン・グロージャンとの接触でスピンを喫し、最後尾まで後退。グロージャンには10秒ストップのペナルティが科された。

 セーフティカーランがあけ、3周目から再開されたレースは、ベッテルが周回ごとに後続を引き離し、独走状態でレースをリード。2回のピットストップも難なくこなしたベッテルは、最後は後続に20秒近い差をつけ通算23勝目となるトップチェッカーを受けた。

 3番グリッドからスタートした可夢偉は、スタートで抜群の発進加速を見せて2番手に浮上。1回目のピットストップでフェリペ・マッサの先行を許し、再び3番手に後退するが、ここから可夢偉は粘り強い走りを繰り広げ、終盤ハイペースで追い上げてきたバトンと3位をかけた白熱のバトルを展開した。
 バトンは残り5周を切ると可夢偉のテールを捉え、オーバーテイクの機会をうかがうが、可夢偉の走りを鈴鹿の大歓声が後押し。最後までアクセルを緩めなかった可夢偉は0.5秒差でバトンを振り切り、日本のファンの前で歓喜の3位チェッカーを受けた。

 優勝したベッテルは選手権首位のアロンソが0ポイントに終わったため、4ポイント差に肉薄。可夢偉は表彰式の最後に日本語でファンに「ありがとう」と叫び、満面の笑顔でファンの可夢偉コールに応えた。




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