2012年F1シンガポールGPの日曜決勝で、ロータスのキミ・ライコネンは6位、ロメイン・グロージャンは7位を獲得した。
■ロータスF1チーム
キミ・ライコネン 決勝=6位
予選結果から考えれば、今日のレースはそれほど悪くない。でももう少しいい結果を出せた可能性はあったと思う。表彰台争いをする速さはなかったけれど、最初のセーフティカー出動は不利に働いた。あれがなければあとひとつ上のポジションでフィニッシュできたかもしれない。ミハエルやニコより僕らの方が明らかに速かったけれど、レースの大部分を彼らの後ろで走ることになり、フラストレーションを感じた。ここはオーバーテイクが難しく、誰かの前に出るには、ピットストップを使うか、前のドライバーのミスに頼るしかない。まだドライバーズ選手権3位のポジションを維持しているし、トップのマシンと戦うためにこれからのレースでいくつか改良を導入する予定だ。日本で一歩前進し、そこから追い上げることができるといいね。
ロメイン・グロージャン 決勝=7位
タフなレースだったけれど、最終的には悪くない結果が出せた。いいスタートをし、最初の数コーナーの間はかなり際どい状況だったが、ポジションを守り通した。ずっとマシンのフィーリングはとてもよかった。パフォーマンスは週末の初めに予想したよりはずっとよかったよ。
キミの後ろに下がった。レース終盤彼の方が速く、彼を押さえても意味はなかったからね。ドライバーとしては、それがチームメイトであっても誰かを前に行かせるのは辛いことだ。でもこういう状況において僕らは合理的でなければならない。僕の目標はできるだけキミに近いペースを発揮することで、今日はそれを成し遂げられた。だから週末の初めには苦労したけれど、この結果には満足していいと思う。