2012年F1シンガポールGPの日曜決勝で、トロロッソのダニエル・リカルドは9位、ジャン−エリック・ベルニュはリタイアだった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニエル・リカルド 決勝=9位
またポイントを取ることができて嬉しい。夏休み明けのシーズン後半を僕らはいい形でスタートできていることがはっきりしたね。この数戦、常に入賞してきたわけじゃないけれど、入賞争いには絡んでいる。それは嬉しいよね。セーフティカーが多少プラスに働いたのは確かだけど、その後は後ろのドライバーたちと戦わなければならなかった。9位にはとても喜んでいる。終盤のマーク(・ウエーバー)とのバトルは楽しめたよ。その前にマッサには抜かれてしまったけど。レース終盤には、ミラーはあまり見ずに、フィニッシュまで安定したラップタイムを出し続けることに集中した。
ジャン−エリック・ベルニュ 決勝=リタイア
戦略はとてもうまくいき、セーフティカーも僕らにはプラスに働いた。とてもいいペースで走れ、上位勢と同レベルの速さで周回を重ねていた。予想していたよりずっとうまくいっていたんだ。今週末の流れにはすごく満足しているよ。僕自身、金曜から今夜にかけて大きく進歩することができたからね。チームも3日間を通してマシンをとてもうまく改善してくれた。
ただ、ポイントを取れなかったのが残念だ。8位か、もしかすると7位でフィニッシュできたかもしれなかった。アクシデントに関して説明すると、僕はあの時、ペレスをつかまえることに集中していて、そのためにブレーキングを遅らせた。何が起きたのか、正確には分からないが、ミハエル(・シューマッハー)はブレーキングを少し遅らせすぎて、僕を避け切れずにクラッシュしたんじゃないかな。それについて怒っても意味がない。レースではそういうことが起こることもあるんだ。全ドライバーの中で一番経験豊かなドライバーですらミスを犯すことがあるってことだよ! 彼は謝ってくれたし、それでこの件は終わりだ。