2012年F1イタリアGPの日曜決勝で、マルシャのティモ・グロックは17位、シャルル・ピックは16位だった。
■マルシャF1チーム
ティモ・グロック 決勝=17位
僕にとってとても悔しい結果になった。スタート自体それほどよくなかった。ターン1は問題なかったが、ターン2への進入で前に集団がいた。ペトロフがアウト側に寄り、そこに僕がいた。彼を避けることができず、フロントウイングに接触され、ウイングがダメージを負った。パフォーマンスが低下して、マシンはただドライブできるだけのレベルになってしまい、その後はあまりやれることがなかった。さらに悪いことに、かなり早い段階でピットインしたので、プランが崩れてしまって、とても長いスティントを走らざるを得ず、終盤にデグラデーションがひどくなった。
ブルーフラッグが出たこともロスにつながった。トラディショナルなモンツァのダウンフォース仕様で走ったわけではないので、この結果には満足すべきだと思う。今はシンガポールを楽しみにしている。大好きなレースだよ。
シャルル・ピック 決勝=16位
今日のレースでのパフォーマンスにとても満足している。チームがまた大きく前進したことを示せた。ここでは苦労すると予想していた。このマシンは似たような空力特性を持つモントリオールでよくなかったからだ。でもさまざまなセッティングを試して強力なマシンに仕上げ、前にいるマシンとの差を縮めることができた。ここでは彼らを相手に戦えるとは予想していなかった。これはいい兆候だ。
決勝のスタートは悪くはなかったけどよくもなかった。シーズン終盤にこのエリアを改善し、レースへの期待を高めるため、取り組みを行う余地があるね。シンガポールにはアップグレードを持ち込むから、それがここまでの素晴らしい前進をさらに進める助けになることを期待している。