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追越し増加でも予選が重要。8割が1列目からの勝利

2012年8月16日

LAT

 今年のF1は予選が決勝に果たす役割が以前ほど大きくなくなったといわれているが、集計の結果、予選の重要度は今も非常に高いことがわかった。

 ピレリタイヤのデグラデーションの高さ、DRSの存在により、今季F1ではオーバーテイクが比較的しやすくなっており、以前よりは予選順位は重要ではなくなったといわれている。しかしデータによると、ここ数年より、上位からの優勝の確率が高いことが明らかになった。

 過去10年の間に予選に影響するレギュレーションが何度か変更されてはいるが、10年、172戦のF1GP(2003年開幕戦から2012年ハンガリーGPまで)の予選順位と優勝の関係について、各年ごとに集計し、ポールポジションから優勝する確率、フロントロウから優勝する確率、優勝者の平均グリッドの値を求めた。

 ポールポジションから優勝する確率については、今季11戦までは55パーセントで、10年の中で5位。10年間の平均は52パーセントで、それより多い結果になった。
 フロントロウから優勝する確率は、今シーズンは82パーセントで、10年間の中で4位。10年間の平均より7パーセント高かった。

 レースウイナーの平均予選ポジションは2.8位と比較的後方の順位となったが、これはフェルナンド・アロンソがマレーシアとヨーロッパGPでの勝利をそれぞれ予選8位と11位から獲得したことが大きく影響している。

 現在はDRSとピレリタイヤの影響でオーバーテイクしやすくなっているのは事実だが、同時に決勝中のタイヤのマネジメントが重要で、プッシュしづらいという面もある。

■ポールから優勝する確率(各シーズンごと)
1. 2007: 65%
2. 2004: 61%
3. 2003: 56%
4. 2006: 56%
5. 2012: 55%
6. 2009: 53%
7. 2011: 47%
8. 2005: 47%
9. 2008: 44%
10. 2010: 42%

■フロントロウから優勝する確率(各シーズンごと)
1. 2007: 88%
2. 2011: 84%
3. 2004: 84%
4. 2012: 82%
5. 2008: 78%
6. 2010: 74%
7. 2006: 72%
8. 2009: 71%
9. 2005: 63%
10. 2003: 56%

■ウイナーの平均グリッド(各シーズンごと)
1. 2003: 3.2
2. 2005: 3.2
3. 2012: 2.8
4. 2006: 2.7
5. 2008: 2.6
6. 2009: 2.2
7. 2004: 2.2
8. 2010: 2.0
9. 2011: 1.9
10. 2007: 1.5

※数字は四捨五入。同数の場合は四捨五入前の数字で順位を決定。
 集計は英autosport.comによる。





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