2012年F1イギリスGPの日曜決勝で、マルシャのティモ・グロックは18位、シャルル・ピックは19位だった。
■マルシャF1チーム
ティモ・グロック 決勝=18位
僕らにとってタフな1週間だった。今週末のレースに臨むのは、チームの全員にとって簡単なことではなかった。でも僕らはここで、できる限りプロらしく自分たちの仕事をしなければならなかったし、それをすることができた。だからチーム全員がそのことを心から誇りに思っていいと思う。
天候が安定せず、多少混乱の中、走行がスタートした。予選ではQ2に行けたはずだったから、満足できる結果が出せたとはいえなかった。その後、ウエットレースの用意をしたのに、結局は完全なドライレースになった。だからとても変化の大きな時にはフラストレーションがたまる週末だった。
18位といういい結果を出せことは満足していいと思う。2台そろって完走できたことで、自分たちのパッケージについて重要なことを学ぶことができた。1周目からフィーリングはよかったから、もっと理解を深めれば、マシンをさらに改良することができるんじゃないかな。
次のホッケンハイムで何ができるのか楽しみだ。もちろん、僕の母国のファンの前で強力なレースをして、常に応援してくれている彼らに感謝の気持ちを示したい。
シャルル・ピック 決勝=19位
2台そろって完走できたことには喜んでいいと思う。それによってたくさんの情報を集めることができ、それが新パッケージの開発に役立つからね。最初のタイヤセットの時に時間をロスした。
僕らはHRTより速かったのに、彼らに押さえつけられて前に出ることができなかった。最初のピットストップを早めに行い、それがうまくいって、その後はいいペースで走れるようになった。
2回目のピットストップではクルーが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、デ・ラ・ロサの前に出ることができた。すべて考えあわせると、今週末僕らはなかなかいい仕事ができたと思う。少しだけ自信を深めて、ドイツに期待してもいいんじゃないかな。