2012年F1バーレーンGPの土曜予選で、マクラーレンのジェンソン・バトンは4位、ルイス・ハミルトンは2位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 予選=4位
4番手は僕が期待していた位置とはちょっと違うけれど、そんなに悪くはないかな。Q3最後のラップで思うようなバランスが得られていないときは、いつだってひどい気分だ。マシンから最高の力を引き出せなかったから、タイヤを節約するために早めにピットに入った。それでも4番手は悪くない。マシンは昨日より随分よくなった。昨日ひと晩で少し改善することができたんだ。予選ではレッドブル勢がすごく速いだろうと予想していたから、彼らに近いところにいるというのは前向きな要素だ。1週間前にポールを獲ったニコ(・ロズベルグ)より前に出られたのは、良い意味でのサプライズだ。明日はいいスタートを切ることがとても重要になるだろう。ルイスも僕もグリッドの汚れた方からのスタートでより難しくなるから、それをきちんと決める必要がある。タイヤマネジメントも大切だよ。明日の挑戦が楽しみだね。
ルイス・ハミルトン 予選=2位
予選の運びと、チームが今週末これまでにしてくれた仕事にとても満足している。今年は毎戦フロントロウを獲得できているし、今回はここまででベストな予選パフォーマンスのひとつだと感じている。Q3のアタックは2回ともとてもうまくいき、マシンの性能を全て引き出せたと思う。明日のために幸運を祈ろう。レッドブルのドライバーふたりはレースで打ち負かすのがとても大変な相手だけれど、僕らもレースペースでは0.1秒も離されていない。スタートが鍵になるよ。今シーズン僕らはずっと良いスタートを切ってきているから、1コーナーまでのところでセブ(ベッテル)に挑戦できることを期待している。今シーズンはすごく面白くなってきているね。現状では誰が勝ってもおかしくないよ。